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J-GLOBAL ID:200903033128764667

ポリプロピレン系水性分散体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 泉名 謙治 ,  小川 利春 ,  山本 量三
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003122184
Publication number (International publication number):2004002842
Application date: Apr. 25, 2003
Publication date: Jan. 08, 2004
Summary:
【課題】粒子径が小さく分散安定性が良く、塗膜の平滑性、密着性、耐水性も良好なポリオレフィン基材に対し塗膜を形成し得るポリプロピレン系水性分散体の提供。【解決手段】(a)プロピレン系重合体及び/又は変性プロピレン系重合体:100重量部と、(b)界面活性剤:1〜100重量部と、(c)水:100〜1000重量部とを含有する水性分散体であり、(a)成分はその主鎖が(1)及び(2)の特性を有し、分散体中の分散粒子の平均粒径が0.5μm以下であるポリプロピレン系水性分散体。(1)13C-NMRにて、頭-尾結合からなるプロピレン単位連鎖部のメチル基の炭素原子に由来するピークを観測し、mmmmで表されるペンタッドに帰属されるピークのピークトップのケミカルシフトを21.8ppmとした際に、19.8ppm〜22.1ppmに現れるピークの総面積Sと21.8ppmをピークトップとするピークの面積S1の比率(S1/S)が10〜60%で、21.5〜21.6ppmをピークトップとするピーク(mmmr)の面積をS2としたとき、4+2S1 /S2>5を満足する。(2)プロピレン単位(a):他のモノオレフィン単位(b)の含有割合(モル比)が、100:0〜90:10。【選択図】 なし
Claim (excerpt):
下記(a)〜(c)成分を含有する水性分散体であって、(a)成分はその主鎖が下記(1)及び(2)の特性を有し、かつ分散体中の分散粒子の平均粒径が0.5μm以下であることを特徴とするポリプロピレン系水性分散体。 (a)プロピレン系重合体及び/又は変性プロピレン系重合体: 100重量部、 (b)界面活性剤: 1〜100重量部、 (c)水: 100〜1000重量部、 (1)13C-NMRにて、頭-尾結合からなるプロピレン単位連鎖部のメチル基の炭素原子に由来するピークを観測し、mmmmで表されるペンタッドに帰属されるピークのピークトップのケミカルシフトを21.8ppmとした際に、19.8ppmから22.1ppmに現れるピークの総面積Sに対する、21.8ppmをピークトップとするピークの面積S1の比率(S1/S)が10%以上、60%以下であり、かつ21.5〜21.6ppmをピークトップとするピーク(mmmr)の面積をS2としたとき、4+2S1 /S2>5を満足する、 (2)プロピレン単位(a):他のオレフィン単位(b)の含有割合(モル比 )が、100:0〜90:10。
IPC (4):
C08L23/10 ,  C08F10/06 ,  C08K5/00 ,  C08L23/26
FI (4):
C08L23/10 ,  C08F10/06 ,  C08K5/00 ,  C08L23/26
F-Term (14):
4J002BB121 ,  4J002BB141 ,  4J002DF007 ,  4J002EN007 ,  4J002FD207 ,  4J002FD316 ,  4J100AA02Q ,  4J100AA03P ,  4J100AA04Q ,  4J100CA01 ,  4J100CA11 ,  4J100DA01 ,  4J100EA06 ,  4J100FA10
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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