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J-GLOBAL ID:200903034644017084

皿ばね式摩擦ダンパを用いた制振構造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 一色 健輔 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997188450
Publication number (International publication number):1999036655
Application date: Jul. 14, 1997
Publication date: Feb. 09, 1999
Summary:
【要約】【課題】 外部要因による建物架構の変形や摩擦材の摩耗等によりばねの変形量が変化しても、略一定した摩擦減衰力を発生させて、建物架構を振動から永続的に保護することができる皿ばね式摩擦ダンパを用いた制振構造を提供する。【解決手段】 上梁14とブレースの結合部18aとの間に介設する摩擦ダンパ20を、上下方向を指向して平行配置され、上梁14に支持される一対の滑り板22,22、および滑り板22,22間に挿入されて滑動し、結合部18aから突出する摩擦材24からなる摩擦減衰力生成部26と、滑り板22,22をそれぞれの近接方向に押圧して摩擦減衰力生成部26に圧接力を生じさせる弾発力を発生する皿ばね28とで構成する。皿ばね28は、設定圧接力が加えられてこれの中心軸方向の変化量に対して、弾発力の変動が小さい非線形ばね領域R内でたわみ変形されるように設定する。
Claim (excerpt):
相対向する一対の柱部材と、これら柱部材の上下端部を連結する上,下一対の架設部材とで区画される空間内に耐振用補強部材を備え、該耐振用補強部材を上記架設部材から上下方向に適宜隙間を設けて配置し、上記耐振用補強部材と上記架設部材とを上記上下方向隙間に介設したダンパを介して連結するようにした建物架構であって、上記架設部材または上記耐振用補強部材の一方に支持され、上下方向を指向して平行配置される一対の滑り板を設けると共に、上記架設部材または上記耐振用補強部材の他方から相手方向に上下に突出され、上記一対の滑り板間に挿入されて滑動する摩擦材を設け、上記ダンパを、上記滑り板および上記摩擦材からなる摩擦減衰力生成部と、上記滑り板を押圧して該摩擦減衰力生成部に圧接力を生じさせる弾発力を発生するばねとからなる摩擦ダンパで構成し、該ばねは、設定圧接力が加えられて弾発力の変動が小さい非線形ばね領域内でたわみ変形される皿ばねでなることを特徴とする皿ばね式摩擦ダンパを用いた制振構造。
IPC (2):
E04H 9/02 321 ,  E04H 9/02 311
FI (2):
E04H 9/02 321 E ,  E04H 9/02 311
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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