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J-GLOBAL ID:200903035482508174

ヒトの皮膚での経時老化を防止および治療するための方法および組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 後藤 洋介 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998537021
Publication number (International publication number):2002515898
Application date: Feb. 23, 1998
Publication date: May. 28, 2002
Summary:
【要約】レチノイド、好ましくはレチノールの局所塗布によって、時間の経過がヒトの皮膚におよぼす悪影響(すなわちヒトの皮膚の経時老化)を防止および治療することができる。本願発明者らは、ヒトの皮膚の光老化(すなわち、太陽に誘発された早期皮膚老化)によって活性化した同じ経路(すなわちストレス活性化経路(SAP))のうちいくつかは、高齢者の皮膚において同様に増えることを見出した。また、本願発明者らは、他の経路(すなわち、マイトジェン活性化ERK経路)が同じ皮膚において抑制されることも見出した。経時的に老化した皮膚をレチノイドで処理すると、真皮コラーゲンの分解が抑制されると同時に、プロコラーゲンの合成が促進される。高齢者(80を越える年齢)の皮膚から得た生検切片は、単回処理によって表皮厚を増し、真皮コラーゲン密度を高め、網状組織の突出部分および真皮乳頭の形成を促進でき(図13参照)、かつc-Junの量を減らし、I型およびIII型のプロコラーゲンの量を増やすことができる(図18参照)ことを示している。このような利点は、高齢者の皮膚における挫傷、ひび割れおよび潰瘍化を防止する上でも有用である。
Claim (excerpt):
MMPを抑制し、プロコラーゲン合成を促進する少なくとも1種の無毒有効量の活性成分を塗布することを含む、経時的に老化した皮膚の再生回復方法。
IPC (9):
A61K 31/07 ,  A61K 31/11 ,  A61K 31/20 ,  A61K 31/59 ,  A61K 31/60 ,  A61K 31/65 ,  A61K 45/00 ,  A61P 17/00 ,  A61P 43/00 111
FI (9):
A61K 31/07 ,  A61K 31/11 ,  A61K 31/20 ,  A61K 31/59 ,  A61K 31/60 ,  A61K 31/65 ,  A61K 45/00 ,  A61P 17/00 ,  A61P 43/00 111
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開平2-288822
  • 皮膚外用剤
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平5-078368   Applicant:三省製薬株式会社
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • J. INVEST. DERMATOL., 1990, 94(1), P.47-51
  • CELL BIOL. INT., 1995, 19(2), P.129-135

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