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J-GLOBAL ID:200903035833028654

冷却可能な前縁領域を有するエアフォイル

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大島 陽一 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995515778
Publication number (International publication number):1997505865
Application date: Nov. 30, 1994
Publication date: Jun. 10, 1997
Summary:
【要約】エアフォイル部(18)を有する冷却可能なロータブレード(16)が開示される。様々な動作条件の下でエアフォイル部(18)の効果的な冷却を改善するため、様々な構造が細部に渡って開発された。一詳細実施例では、冷却空気孔の列のアレイは互い違いに配列された2列のスパン方向の列を有する。これらの冷却空気孔は列内でスパン方向に、列と列は翼弦方向に予め定められた様式で離隔されており、空力的前縁がシフトしても前縁領域が十分に冷却されるようになっている。
Claim (excerpt):
回転軸Arを有する回転機器用の冷却可能なエアフォイルであって、当該エアフォイルは、スパン方向及び翼弦方向と、前縁領域と、前記前縁領域内に位置する物理的前縁及び空力的前縁と、後縁と、前記前縁領域から前記後縁へと延在する物理的負圧面及び前記前縁領域から前記後縁へと延在する物理的正圧面と、当該エアフォイルの内部をスパン方向に延在する冷却空気用通路とを有し、 更に、当該エアフォイルは、前記前縁領域に設けられた少なくとも4列の冷却空気孔の列であって、それらのうち少なくとも4列は前記物理的前縁と平行にスパン方向に延在しているような冷却空気孔列を有しており、 前記冷却空気孔の各々は対称軸Asを有するとともに、該軸に垂直に測定されたとき最小直径Dを有し、この最小直径Dは15ミル乃至22ミル(0.015インチ乃至0.022インチ)の範囲内にある直径に等しく(15ミル≧D≧22ミル)、前記孔の軸Asが前記面に於ける列と列の間の翼弦方向距離及び孔と孔の間のスパン方向距離の測定に対する基準となっており、 前記冷却空気孔の各列がスパン方向に延在するとともに、前記面に於いて隣接する前記列の孔の軸Asから距離Hだけスパン方向に離隔しており、前記距離Hが前記直径Dの8倍(8x)乃至前記直径Dの12倍(12x)の範囲にあり(8D≧H≧12D)、更に隣接する列の孔がスパン方向に互い違いとなるように隣接する列の孔からスパン方向に離隔しており、 前記冷却空気孔の各列が前記面に於いて隣接する列から翼弦方向に距離Cだけ離隔しており、前記距離Cが前記エアフォイルの前記面上で測定されたとき前記直径Dの3倍(3x)乃至前記直径Dの5倍(5x)の範囲内にあり(3≧C≧5D)、 所与のロータアセンブリの動作条件に対し空力的前縁が前記物理的前縁に平行ではなく、 前記空力的前縁によって前記エアフォイルが各々前記空力的前縁から前記後縁へと後ろ向きに延在する空力的負圧サイドと空力的正圧サイドとに分けられ、 翼弦方向に測定したとき、前記冷却空気孔の列が前記空力的前縁に対して、前記前縁領域内に於いて前記物理的前縁に平行な少なくとも一列の冷却空気孔列が前記空力的負圧サイドにあり、前記物理的前縁に平行な少なくとも一列の冷却空気孔列が前記空力的前縁の前記空力的正圧サイドにあるように配置されていることを特徴とする冷却可能なエアフォイル。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
  • ガスタービン冷却翼
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平7-063255   Applicant:株式会社東芝

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