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J-GLOBAL ID:200903037727713391

優れた機械的および腐食特性の低炭素鋼

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 秀策
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2001509563
Publication number (International publication number):2003504514
Application date: Mar. 28, 2000
Publication date: Feb. 04, 2003
Summary:
【要約】高い耐腐食性を有する高い強度かつ靱性を有する合金鋼は、乱れたラスミクロ構造によって達成され、ここで、実質的に対形成のない乱れたマルテンサイトラスは、保持されたオーステナイトの薄膜と交互し、乱れたマルテンサイトラスおよび保持されたオーステナイトの両方に自己焼きもどしされたカーバイド、ニトリド、およびカルボニトリドを含まない。このミクロ構造は、そのマルテンサイト開始温度が350°Cまたは350°Cより大きく、合金組成物を選択することによって、そして自己焼きもどしが起こる領域を回避する、オーステナイト相からマルテンサイト転移領域を通る、冷却形式を選択することによって達成される。
Claim (excerpt):
高い強度で、耐腐食性で、強靭な合金炭素鋼を製造するためのプロセスであって、該プロセスは、以下: (a)鉄および少なくとも1つの合金化元素からなる合金組成物を形成する工程であって、該少なくとも1つの合金化元素は、該合金組成物に少なくとも約350°Cのマルテンサイト開始温度Msを有するマルテンサイト転移範囲を提供するように選択された割合で炭素を含み。該割合は、さらに、カーバイドを形成することなく該マルテンサイト転移領域を通して該合金組成物の空気冷却を可能にするように選択される、工程; (b)該合金組成物が、溶体の全ての合金化元素を含む均一なオーステナイト相該合金組成物を呈する条件下で、そのオーステナイト化を引き起こすのに十分に高い温度に該合金組成物を加熱する工程;および (c)該均一なオーステナイト相を、該マルテンサイト転移領域を通して、自己焼きもどしの発生を回避するに十分な速度の冷却速度で冷却して、保持されたオーステナイトの膜と交互し、そして実質的にカーバイドを含まないマルテンサイトのラスを含むミクロ構造を達成する工程、を包含する、プロセス。
IPC (2):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/34
FI (2):
C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/34
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
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