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J-GLOBAL ID:200903037992773258

水生生物育成用の拡大基盤と、この拡大基盤を利用した藻場

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 竹中 一宣
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001218859
Publication number (International publication number):2003023911
Application date: Jul. 18, 2001
Publication date: Jan. 28, 2003
Summary:
【要約】【課題】 従来の移植用着生板を、拡大用着生板として採用した場合には、次のような課題が考えられる。この移植用着生板は、フラット形状、又はポーラス形状となっており、胞子の受止めに役立つ稜角部を備えていないので、この効果が十分でないこと、又は溝部を有さないことから、移植用着生板に存在する異物の落し込みという動きは期待できず、例えば、胞子の保持に問題を残すこと、等の各点である。【構成】 本発明は、表面に採苗した種糸又は藻の着生を図る移植用本体ベースと、移植用本体ベースの凹部等に設けた移植用着生板とで構成された水生生物育成用の移植基盤の周辺に設置される拡大基盤であって、拡大基盤は、一条又は数条の凹凸溝、及びフラット面とでなる拡大用本体ベースの凹部等に設けた稜角部と溝部とを備えた拡大用着生板とで構成し、拡大用着生板の多方向の稜角部及び拡大用本体ベースの凹凸溝に、移植基盤より放出される胞子を受止め可能とし、かつ拡大用着生板の溝部に砂、石等の異物を落し込み可能とした水生生物育成用の移植基盤と拡大基盤である。
Claim (excerpt):
複数個の凹部を備えた拡大用本体ベースと、この拡大用本体ベースの凹部又は凹部と表面に着脱、取替え、回動等の手段を介して設けた稜角部、及び溝部とを備えた多数の拡大用着生板とで構成する拡大基盤であって、この拡大基盤を、人工藻場、又は自然藻場等の移植基盤より放出される胞子を受止め可能な場所に配置し、前記多数の拡大用着生板の稜角部の向きを、当該多数の拡大用着生板の着脱、取替え、回動等の手段を介して変更可能に設け、また当該各拡大用着生板の溝部、及び前記拡大用本体ベースと前記多数の拡大用着生板とで形成した領域の段差に砂、石等の異物を落し込み可能とする構成とした水生生物育成用の拡大基盤。
IPC (2):
A01K 61/00 315 ,  A01G 33/00
FI (2):
A01K 61/00 315 ,  A01G 33/00
F-Term (8):
2B003AA01 ,  2B003BB07 ,  2B003BB09 ,  2B003DD01 ,  2B003EE04 ,  2B026AB05 ,  2B026AC03 ,  2B026AF04
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
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