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J-GLOBAL ID:200903039596002314

トロイダル型無段変速機の変速制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 杉村 暁秀 (外8名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995098323
Publication number (International publication number):1996296722
Application date: Apr. 24, 1995
Publication date: Nov. 12, 1996
Summary:
【要約】【目的】 トロイダル型無段変速機の機械的フィードバック系に起因して、変速特性が車速に応じ変化するという弊害を解消した変速制御装置を提供する。【構成】 アクチュエータ4は指令値Uに応動して変速機101をパワーローラの傾転φにより変速させ、機械的フィードバック系102がφをゲインaに応じフィードバックして変速を終了させる。指令値Uの決定に当たっては、部分73が部分71,72で求めたNi /No に対応する傾転角φを、ゲインaに応じフィードバックしたa×φと、部分81,82が目標傾転角φ0 とφとの偏差をb/No のゲインでフィードバックした(φ0 -φ)・b/No との和値をUとする。a×φは系102を相殺して(φ0 -φ)・b/No のみによる制御を可能にし、b/No は変速特性が車速に応じ変化するという弊害を解消する。
Claim (excerpt):
同軸配置した入出力コーンディスクと、これら入出力コーンディスク間で摩擦係合により動力の受渡しを行うパワーローラとよりなるトロイダル伝動ユニットを具え、変速指令値に対応して変速制御弁を中立位置から開くことで、該変速制御弁からの圧力により前記パワーローラを、回転軸線が前記入出力コーンディスクの回転軸線と交差する位置からオフセットさせ、該オフセットにより入出力コーンディスクからの分力でパワーローラを、自己の回転軸線と直交する首振り軸線周りで前記変速指令値に対応した目標傾転角へ向けて傾転させることにより、無段変速を行なわせると共に、パワーローラ傾転角を機械的フィードバック系を経て前記変速制御弁にフィードバックすることにより、前記目標傾転角が達成される時、変速制御弁を中立位置への復帰させてパワーローラを、前記オフセットがなくなる位置に戻すようにした変速制御装置を有するトロイダル型無段変速機において、前記出力コーンディスクの回転数を検出する出力回転数検出手段と、前記トロイダル伝動ユニットの変速比を表す物理量を検出する変速比検出手段と、該変速比を表す物理量、および前記目標傾転角に対応した該物理量の目標値間における偏差を、前記検出した出力コーンディスク回転数の逆数に比例したゲインに応じフィードバックして、前記変速指令値の決定に資する電子フィードバック系と、前記パワーローラの傾転角を検出する傾転角検出手段と、該検出したパワーローラ傾転角を、前記機械的フィードバック系と等価なゲインに応じ電子的にフィードバックして、該機械的フィードバック系の機能が相殺されるよう前記変速指令値の決定に資する機械的フィードバック機能相殺系とを設けたことを特徴とするトロイダル型無段変速機の変速制御装置。
IPC (4):
F16H 61/00 ,  F16H 15/38 ,  F16H 59:38 ,  F16H 59:68
FI (2):
F16H 61/00 ,  F16H 15/38
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)

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