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J-GLOBAL ID:200903041517019228
正しく結合したシスチン橋を有するインスリン前駆体を取得するための改良された方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
高木 千嘉 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998230368
Publication number (International publication number):1999130798
Application date: Aug. 17, 1998
Publication date: May. 18, 1999
Summary:
【要約】【課題】 正しく結合したシスチン橋を有するインスリンまたはインスリン誘導体の前駆体をシステインまたはシステイン塩酸塩およびカオトロピック補助剤の存在下に取得する方法の工程数の減少および収率の上昇。【解決手段】 最初に、インスリンまたはインスリン誘導体の前駆体の水性懸濁液をその前駆体のシステイン残基あたりシステインまたはシステイン塩酸塩の1〜15SH残基を生じる量のシステインまたはシステイン塩酸塩と混合し、ついでpH約8〜約11.5、温度約15〜約55°Cにおいてカオトロピック補助剤の4〜9モル溶液に前駆体のシステインまたはシステイン塩酸塩含有懸濁液を導入し、得られた混合物をこの温度に約10〜60分保持し、pH約8〜約11.5、温度約5〜約30°Cで混合物を混合物中のシステインまたはシステイン塩酸塩の濃度を約1〜5mM、カオトロピック補助剤の濃度を0.2〜1.0Mに希釈する量の水に導入する各工程を連続的に実施することからなる方法。
Claim (excerpt):
(a) インスリンまたはインスリン誘導体の前駆体の水性懸濁液をその前駆体のシステイン残基あたりシステインまたはシステイン塩酸塩の1〜15SH残基を生じる量のシステインまたはシステイン塩酸塩と混合し、(b) pH約8〜約11.5、温度約15〜約55°Cにおいてカオトロピック補助剤の4〜9モル溶液に前駆体のシステインまたはシステイン塩酸塩含有懸濁液を導入し、得られた混合物をこの温度に約10〜60分保持し、ついで(c) pH約8〜約11.5、温度約5〜約30°Cで混合物を混合物中のシステインまたはシステイン塩酸塩の濃度を約1〜5mM、カオトロピック補助剤の濃度を0.2〜1.0Mに希釈する量の水に導入する各工程を連続的に実施することからなる、正しく結合したシスチン橋を有するインスリンのまたはインスリン誘導体の前駆体をシステインまたはシステイン塩酸塩およびカオトロピック補助剤の存在下に取得する方法。
IPC (6):
C07K 14/575
, C07K 14/62
, C12N 1/21
, C12N 15/09 ZNA
, C12P 21/02
, C12R 1:19
FI (5):
C07K 14/575
, C07K 14/62
, C12N 1/21
, C12P 21/02 E
, C12N 15/00 ZNA A
Patent cited by the Patent:
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