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J-GLOBAL ID:200903042135901059

環状オレフィン系重合体溶液およびそれから得られるフィルムまたはシート

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中嶋 重光 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000262348
Publication number (International publication number):2002069196
Application date: Aug. 31, 2000
Publication date: Mar. 08, 2002
Summary:
【要約】【課題】 防湿性、易引裂性、易開封性、易焼却性などに優れた環状オレフィン系重合体の、厚さ制御が容易で生産性良く製造することのできる、溶液流延法に好適な環状オレフィン系重合体溶液、およびそれを用いて得られる環状オレフィン系重合体シート又はフィルムを提供する。【解決手段】 環状オレフィン系重合体溶液は、特定構造の環状オレフィン系重合体の少なくとも1種が溶剤に溶解された溶液であって、平均粒径(メジアン径)が100μm以下の濾過助剤を用いて濾過されてなる。前記の環状オレフィン系重合体溶液を用いて、溶液流延法により該環状オレフィン系重合体のフィルムまたはシートが得られる。
Claim (excerpt):
下記[A-1]、[A-2]、[A-3]および[A-4]からなる群より選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系重合体が溶剤に溶解された溶液であって、平均粒径(メジアン径)が100μm以下の濾過助剤を用いて濾過されてなる環状オレフィン系重合体溶液;[A-1]炭素原子数が2〜20のα-オレフィンと下記式(I)または(II)で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるα-オレフィン・環状オレフィンランダム共重合体、【化1】(式中、nは0または1であり、mは0または1以上の整数であり、qは0または1であり、R1〜R18ならびにRaおよびRbは、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)、【化2】(式中、pおよびqは0または1以上の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、芳香族炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9およびR10が結合している炭素原子と、R13またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、またn=m=0のとき、R15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)、[A-2]上記式(I)または(II)で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、[A-3]前記[A-2]開環重合体または共重合体の水素化物、および[A-4]前記[A-1]、[A-2]または[A-3]のグラフト変性物。
IPC (4):
C08J 3/02 CES ,  C08J 5/18 CEZ ,  C08L 45:00 ,  C08L 65:00
FI (4):
C08J 3/02 CES Z ,  C08J 5/18 CEZ ,  C08L 45:00 ,  C08L 65:00
F-Term (22):
4F070AA12 ,  4F070AA41 ,  4F070AC31 ,  4F070AC32 ,  4F070AE28 ,  4F070CA16 ,  4F070CA20 ,  4F070CB11 ,  4F071AA14 ,  4F071AA39 ,  4F071AA69 ,  4F071AA76 ,  4F071AA77 ,  4F071AA85 ,  4F071AA86 ,  4F071AB30 ,  4F071AC02 ,  4F071AF30 ,  4F071AH04 ,  4F071AH19 ,  4F071BB02 ,  4F071BC01
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (8)
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