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J-GLOBAL ID:200903042616655639

ボールねじ装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 岡部 正夫 (外5名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993084443
Publication number (International publication number):1994300108
Application date: Apr. 12, 1993
Publication date: Oct. 28, 1994
Summary:
【要約】【目的】ボールねじ装置において、ボールナットに大きな軸方向荷重が作用した場合に、すべてのねじ溝部分内のボールでこの荷重を均等に支持することである。【構成】ボールナットの各ボールねじ溝の有効半径を、ボールに対するボールねじ溝の荷重作用線方向の隙間が、取付部よりも遠いねじ溝部分の方が、近いねじ溝部分よりも、ボールナットに作用する荷重によって当該ねじ溝部分に生じる弾性変形量に相当する分だけ小さくなるように形成した。【効果】ボールナットに大きな軸方向荷重が加わったとき、取付部及びその周辺が軸方向に弾性変形しても、この荷重をすべてのねじ溝部分内のボールで受けることができる。その結果、特定のねじ溝部分が摩耗することが防止され、ボールねじ装置の寿命が伸びる。
Claim (excerpt):
外周面にらせん状のボールねじ溝が形成されたボールねじ軸と、内周面に前記ボールねじ溝に対向するらせん状のボールねじ溝が形成され、取付部において固定部材に固定されるボールナットと、前記対向する両ボールねじ溝間に転動自在に介装された多数のボールと、を含むボールねじ装置において、前記ボールナットの各ボールねじ溝の有効径は、前記ボールに対する前記ボールねじ溝の荷重作用線方向の隙間が、前記取付部から遠いボールねじ溝部分の方が、前記取付部に近いボールねじ溝部分よりも、前記ボールナットに作用する荷重によって前記ボールナットの当該ボールねじ溝部分に生じる弾性変形量に相当する分だけ小さくなるように、選定されていることを特徴とするボールねじ装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)
  • 特開昭58-166160
  • ボールねじ
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平4-091483   Applicant:日精樹脂工業株式会社
Cited by examiner (1)
  • 特開昭58-166160

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