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J-GLOBAL ID：200903043927802984

硬質皮膜及びそれを被覆した摺動部材並びにその製造方法

Inventor：
伊藤 直樹

About 伊藤 直樹

, 
田中 昭二

About 田中 昭二


Applicant, Patent owner：
帝国ピストンリング株式会社

About 帝国ピストンリング株式会社


Agent (1)： 岡部 健一
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1999270153
Publication number (International publication number)：2001090835
Application date： Sep. 24, 1999
Publication date： Apr. 03, 2001
Summary：
【要約】【課題】 硬質皮膜の摺動特性、特に耐剥離性を向上させる。【解決手段】 ピストンリング1に窒化層2を形成し、外周面の窒化層2上に、硬質皮膜3をアークイオンプレーティングによって被覆する。硬質皮膜3は、結晶構造がCrN及びTiNの混相からなり、CrN及びTiNの結晶中に[O]を固溶した皮膜であって、Cr40〜75重量%、Ti10〜40重量%、O0.5〜15重量%、残Nからなり、各結晶粒径は1μm未満である。硬質皮膜3のビッカース硬さは1300〜2300の範囲にある。CrN及びTiNの結晶は、被覆面に平行に(200)面又は(111)面の優先方位を持ち、母材側から皮膜表面に向かって柱状に成長している柱状組織を呈している。なお、[O]に代えて、[C]を固溶してもよく、[O]と[C]を固溶してもよい。また、窒化層2と硬質皮膜3の間にCrNからなる下地皮膜4を形成してもよい。
Claim (excerpt)：
結晶構造がCrN及びTiNの混相からなり、このCrN及びTiNの結晶中に[O]が固溶されている硬質皮膜であって、Cr40〜75重量%、Ti10〜40重量%、O0.5〜15重量%、残Nからなっており、各結晶粒径が1μm未満であることを特徴とする硬質皮膜。
IPC (4)：
F16J 9/26 ,  C23C 14/06 ,  F02F 5/00 ,  F16C 33/12
FI (4)：
F16J 9/26 C ,  C23C 14/06 A ,  F02F 5/00 F ,  F16C 33/12 Z
F-Term (19)：
3J011AA20 ,  3J011CA05 ,  3J011QA03 ,  3J011SB12 ,  3J011SB13 ,  3J044AA01 ,  3J044BA01 ,  3J044BA02 ,  3J044BA03 ,  3J044BB14 ,  3J044BB28 ,  3J044BB30 ,  3J044BC07 ,  3J044EA10 ,  4K029AA02 ,  4K029BA58 ,  4K029BA60 ,  4K029BD00 ,  4K029CA03
Patent cited by the Patent：
Cited by examiner (7)
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