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J-GLOBAL ID:200903045131556968

建物の動的耐震性の評価方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 後藤 洋介 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001233094
Publication number (International publication number):2003042892
Application date: Aug. 01, 2001
Publication date: Feb. 13, 2003
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 実際の建物構造や地盤状況を実測したうえで得られたデータに基づく建物の動的耐震性の評価方法及び評価装置を提供する。【解決手段】 建物、建物外の地盤上に設置された微動センサからの時系列信号を増幅するための増幅器11と、A/D変換器12と、フーリエ変換によるスペクトル解析を行うための解析器13とを含む。解析器では、必要に応じて建物の階層にかかわるバネ定数Ke があらかじめ算出される。解析器はまた、スペクトル解析結果から建物の加速度応答倍率の最大値τDH及び地盤の加速度応答倍率の最大値τDGと建物の固有周波数fm 及び地盤の固有周波数を求めると共に、前記固有周波数fm を基に、計算式Km =(2πfm )2 ・W/980に基づいて新築時の建物あるいは中古建物のバネ定数Km を求める。解析器は更に、前記最大値τDHと、前記バネ定数Ke 、Km の一方とを用いてあらかじめ定められた演算を行い、建物の動的耐震性の評価を行う。
Claim (excerpt):
建物のある階層に設置された第1の微動センサにより互いに直角な2方向のうち少なくとも一方に関して微動を検出すると共に、建物外の地盤に設置された第2の微動センサにより前記第1の微動センサと同じ方向に関して微動を検出する第1のステップと、前記第1、第2の微動センサからの時系列信号に対してフーリエ変換によるスペクトル解析を行って建物の加速度応答倍率の最大値τDHとその最大値に関連した建物の固有周波数fm を求める第2のステップと、前記地盤に対してあらかじめ定められた調査を行うことにより該地盤の加速度応答倍率の最大値τDGとその最大値に関連した地盤の固有周波数を求める第3のステップと、建物新築時に建物の調査を行うことにより建物の前記ある階層にかかわるバネ定数Ke を算出するか、あるいは前記建物の固有周波数fm を基に、計算式Km=(2πfm )2 ・W/g(但し、gは重力の加速度=980cm/sec2 )に基づいて新築時の建物あるいは中古建物のバネ定数Km を求める第4のステップと、前記建物の加速度応答倍率の最大値τDHと、前記バネ定数Ke 、Km の一方とを用いてあらかじめ定められた演算を行い、演算結果から建物の動的耐震性の評価を行う第5のステップと、を含むことを特徴とする建物の動的耐震性の評価方法。
IPC (4):
G01M 7/02 ,  E04B 1/00 ,  E04H 9/02 ESW ,  G01H 1/14
FI (4):
E04B 1/00 ,  E04H 9/02 ESW ,  G01H 1/14 ,  G01M 7/00 A
F-Term (9):
2G064AA05 ,  2G064AB07 ,  2G064AB24 ,  2G064BA02 ,  2G064BA03 ,  2G064CC29 ,  2G064CC35 ,  2G064CC42 ,  2G064CC43
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
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