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J-GLOBAL ID:200903045327309519
有機層を有する透明な熱安定性発光素子
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (3):
原 謙三
, 木島 隆一
, 金子 一郎
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2003581272
Publication number (International publication number):2005520307
Application date: Mar. 27, 2003
Publication date: Jul. 07, 2005
Summary:
本発明は、熱安定性があり、高効率であり、低作動電圧で作動し、簡単に製造でき、有機層を備える透明な発光素子に関するものである。本発明の目的は、低減した作動電圧で操作でき、高発光効率を有する完全に透明な(>70%透過率)有機発光ダイオードを提供することである。この目的を達成するために、本発明では、陽極に隣接するホール輸送層が、モル質量の大きな安定した電子受容体型有機分子物質によってpドープされている。それゆえ、ドープされた層のホール伝導性は、ドープされていない層よりも上昇している。同じく、陰極に隣接する電子注入層は、モル質量の大きな安定した電子供与型分子によってnドープされており、電子伝導性が著しく上昇している。ドープされた2つの層は、素子において、作動電圧を上昇させることなく、ドープされていない層によって可能な厚みよりも厚くすることができる。その結果、その下にある層、特に発光層を、透明電極(例えば、ITO)の製造プロセス(スパッタ)時に保護することができる。
Claim (excerpt):
透明で、熱安定性があり、有機層を有する発光素子、特に、有機発光ダイオードであって、透明基板(1)、透明陽極(2)、陽極に隣接するホール輸送層(3)、少なくとも1つの発光層(5)、電子用の電荷担体輸送層(7)、透明陰極(8)の順で構成されている層構造を有し、
上記ホール輸送層(3)が、電子受容型有機物質によってpドープされており、上記電子輸送層(7)が、電子供与型有機物質によってnドープされており、ドーパントのモル質量が、200g/molよりも大きいことを特徴とする発光素子。
IPC (2):
FI (3):
H05B33/22 D
, H05B33/22 B
, H05B33/14 B
F-Term (4):
3K007AB03
, 3K007AB06
, 3K007AB11
, 3K007DB03
Patent cited by the Patent: