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J-GLOBAL ID:200903046610839016

疲労特性および加工性に優れる熱延高張力鋼板ならびにその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小川 順三 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995292859
Publication number (International publication number):1997137249
Application date: Nov. 10, 1995
Publication date: May. 27, 1997
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 0.5%以上の高Siを含有する場合でも、表面粗さが小さく、疲労特性および加工性に優れる熱延高張力鋼板を提案し、また、このような熱延高張力鋼板を、超高圧デスケーリングを適用して有利に製造する方法を提案する。【解決手段】 C、Si、Mn、P、S、AL、Ti、Nbを特定した鋼板の金属組織を、面積率で、Tiおよび/またはNbの炭化物が析出した50〜90%のフェライト、1〜25%のベイナイト、5〜25%のマルテンサイトもしくは残留オーステナイトからなる混合組織とし、鋼板表面の平均粗さRaが1.5 μm以下、鋼板表面から20μmまでの表層部の平均フェライト粒径を5μm以下とする。また、この鋼板を、衝突圧2.5 MPa 以上および液量密度が0.002 リットル/cm2以上のデスケーリングと仕上げ圧延後の冷却パターン制御により製造する。
Claim (excerpt):
C:0.18wt%以下、Si:0.5 〜2.5 wt%、Mn:0.5 〜2.5 wt%、P:0.05wt%以下、S:0.005 wt%以下、Al:0.01〜0.10wt%を含み、かつTi:0.02〜0.5 wt%、Nb:0.02〜0.5 wt%から選ばれるいずれか1種または2種を含有するとともに、これらTiならびにNbはCとの関係において下記式;C≧0.03+Ti/4+Nb/8を満足するように含み、残部がFeおよび不可避的不純物よりなり、金属組織が、面積率で、TiまたはNbの炭化物が析出した50〜90%のフェライト、1〜25%のベイナイト、5〜25%のマルテンサイトもしくは残留オーステナイトからなる混合組織であって、鋼板表面の平均粗さRaが1.5 μm以下、鋼板表面から20μmまでの表層部の平均フェライト粒径が5μm以下であることを特徴とする疲労特性および加工性に優れる熱延高張力鋼板。
IPC (4):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/14
FI (4):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 A ,  C21D 9/46 T ,  C22C 38/14
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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