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J-GLOBAL ID:200903088741171228

疲労特性と伸びフランジ性に優れた高強度熱延鋼板の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993341519
Publication number (International publication number):1995166236
Application date: Dec. 10, 1993
Publication date: Jun. 27, 1995
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】トライフェイズ鋼板の欠点を解消した、強度-伸びバランス及び伸びフランジ性を損なわない、疲労強度を向上した高強度熱延鋼板。【構成】重量%で、C:0.05〜0.20、Si:0.20〜2.0、Mn:0.60〜2.5、S:0.005以下、P:0.1以下、Al:0.1以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物元素からなる鋼を熱間圧延するに際し、仕上温度をAr3+50°C〜Ar3-20°Cで圧延し、1次冷却は冷却速度を15°C/秒、続いて2次冷却は60〜750°Cで冷却速度15°C/秒未満で3〜15秒の徐冷、続いて3次冷却は冷却速度15°C/秒以上の3段階の冷却をし、Ms点以上500°C以下で巻取ることによって、その組織がポリゴナルフェライト、ベーナイト及びマルテンサイトの3相からなり、ベーナイト体積率(VfB)1〜15%、マルテンサイト体積率(VfM)2〜30%で、かつVfM/VfBが2〜20の高強度熱延鋼板の製造方法。
Claim (excerpt):
重量%で(以下同じ)、C:0.05〜0.20%、Si:0.20〜2.0%、Mn:0.60〜2.5%、S:0.005%以下、P:0.1%以下、Al:0.1%以下、を含有し、残部がFe及び不可避的不純物元素からなる鋼を熱間圧延するに際して、仕上温度をAr3+50°C〜Ar3-20°Cで圧延し、次に3段階の冷却を行うに際して、1次冷却は冷却速度を15°C/秒以上で行い、続いて2次冷却は600°C以上750°C以下の温度範囲内で冷却速度を15°C/秒未満で3秒以上15秒以下の徐冷を行い、続いて3次冷却は冷却速度を15°C/秒以上で行った後、Ms点以上500°C以下で巻取ることによって、その組織がポリゴナルフェライト、ベーナイト及びマルテンサイトの3相からなり、ベーナイト体積率(VfB)1〜15%、マルテンサイト体積率(VfM)2〜30%で、かつ、VfM/VfBが2以上20以下を得ることを特徴とする疲労特性と伸びフランジ性に優れた高強度熱延鋼板の製造方法。
IPC (5):
C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/54

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