Pat
J-GLOBAL ID:200903049039054471

アルキル基置換共役ジエン系重合体の水添方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994163460
Publication number (International publication number):1996027216
Application date: Jul. 15, 1994
Publication date: Jan. 30, 1996
Summary:
【要約】【目的】 本発明はアルキル基置換共役ジエン系重合体、または該共役ジエン系重合体とビニル芳香族炭化水素との共重合体のオレフィン性不飽和二重結合を選択的に水添することができる水添方法に関する。【構成】 本発明は側鎖に特定割合以上のオレフィン性不飽和二重結合を有する重合体(C)の存在下、特定の構造を有するチタノセン化合物の少なくとも一種(A)を、還元能力を有する有機Mg化合物、有機Zn化合物及び有機Al化合物から選ばれる少なくとも一種の還元剤(B)で還元させた後に、R3OHで示されるアルコ-ル(D)を添加、調合し、水添触媒とし、ポリイソプレンユニット部分の1,4結合の不飽和二重結合を高位に水添する際に、前記複合触媒を予め触媒槽にて調合し、これを水添槽に移送させて水添反応を行なうことを特徴とする該重合体の水添方法。
Claim (excerpt):
高分子鎖を構成する単量体ユニットで、オレフィン性不飽和二重結合を有する2個の炭素のうち1個もしくは2個がC1〜C8のアルキル基で置換された共役ジエン系重合体、または高分子鎖を構成する単量体ユニットで、オレフィン性不飽和二重結合を有する2個の炭素のうち1個もしくは2個がC1〜C8のアルキル基で置換された共役ジエンとビニル芳香族炭化水素との共重合体を、不活性有機溶媒中にて水素と接触させて該ポリマ-のオレフィン性不飽和二重結合を水添する方法において、下記(A)から(D)成分より構成され、(C)の存在下、(A)を(B)で還元させた後に(D)を添加し調合した触媒組成物(但し、(B)成分/(A)成分(モル比)=0.05〜5、かつ(D)成分/(B)成分(モル比)=0.05〜10)を用いることを特徴とするアルキル基置換共役ジエン系重合体の水添方法。(A)下記(1)式で示されるチタノセン化合物の少なくとも一種【化1】(但し、R1 、R2 はC1 〜C12の炭化水素基、アリーロキシ基、アルコキシ基、ハロゲン基、およびカルボニル基から選択された基を表し、R1 、R2 は同一でも異なっていてもよい。Cpはシクロペンタジエニル環を表す。)(B)還元能力を有する有機Mg化合物、有機Zn化合物、有機Al化合物から選ばれる少なくとも一種の還元剤(C)側鎖のオレフィン性不飽和二重結合の全体のオレフィン性不飽和二重結合量に対する分率が0.3〜1である数平均分子量500以上10000以下のオレフィン性不飽和二重結合含有重合体(D)下記(2)式で示されるアルコ-ル(但し、R3はC1 〜C20の炭化水素基を示す)【化2】
IPC (2):
C08F 8/04 MGB ,  C08F236/04
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

Return to Previous Page