Pat
J-GLOBAL ID:200903049089404520

四重極イオンガイド中でイオンを選択的に衝突誘発解離する方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 柳田 征史 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2000524810
Publication number (International publication number):2001526448
Application date: Nov. 27, 1998
Publication date: Dec. 18, 2001
Summary:
【要約】イオンの共鳴励起により、物質を選択的に衝突誘発解離する方法および装置が提供される。イオン流が、バッファガスにより高圧で作動された四重極イオンガイド中に供給される。イオンガイドを通してイオンを導く高周波電界に加えて、余分な電界または他の励起が提供される。この電界は、関心のある親イオンの共鳴励起を生じるように選択される。次いで、これらのイオンは、運動エネルギーを得て、バッファガスにより増進された衝突誘発解離を経験する。これによりフラグメントイオンが生じ、残りの親イオンおよびフラグメントイオンを含有する、その結果得られたイオン流を適切な分析器中で分析することができる。本発明の方法では実質的に、衝突誘発解離による特定の親イオンの選択およびフラグメントイオンの生成の2工程を1工程で行うことができ、より簡素な装置および向上した効率が得られる。
Claim (excerpt):
物質を分析する方法であって、 (1) 該分析をイオン化して、イオン流を生成し、 (2) 該イオン流を四重極イオンガイドに供給し、 (3) 該イオンガイドにバッファガスを提供し、 (4) 前記四重極イオンガイドにより高周波電界を印加して、所望のイオンを前記イオンガイドを通して安定な軌道に維持し、 (5) 工程(4)において印加した高周波電界に加えて、前記イオンガイドに周期的変化を加えて、選択されたm/z比を有するイオンの共鳴励起を生じ、それによって、選択されたイオンが増大した運動エネルギーを得て、前記バッファガスとの増進した衝突誘発解離を生じ、 (6) フラグメンテーション後に前記イオンのスペクトルを分析する、各工程を含むことを特徴とする方法。
IPC (2):
H01J 49/42 ,  G01N 27/62
FI (2):
H01J 49/42 ,  G01N 27/62 L
F-Term (8):
5C038GG13 ,  5C038HH02 ,  5C038HH26 ,  5C038HH28 ,  5C038JJ02 ,  5C038JJ06 ,  5C038JJ07 ,  5C038JJ11
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

Return to Previous Page