車両のスリップ制御装置

Inventor： ,
Applicant, Patent owner：
Agent (1)：岡村俊雄
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993040576
Publication number (International publication number)：1994229268
Application date： Feb. 03, 1993
Publication date： Aug. 16, 1994
Summary：

【要約】【目的】旋回時に内側駆動輪の大きなスリップ量で平均スリップ量が大きくなってトラクション制御の制御量が大きくなり、加速性が低下するの防止する。【構成】 S51では左右の駆動輪のスリップ量を演算し、S53では旋回時の両駆動輪のスリップ量に内外輪の車輪速差の補正を施し、S54では両駆動輪のスリップ量に、路面μに関連する重み付け係数α,βを用いた重み付けを付加して重み付け平均スリップ量SAvを演算し、直進走行時にはS55において両駆動輪のスリップ量を単純平均した平均スリップ量SAvを演算し、前記重み付け平均スリップ量SAv又は単純平均スリップ量SAvを用いて、トラクション制御の制御レベルを設定する。これにより、高μ路の場合、内側駆動輪の大きなスリップ量を小さく評価して、制御レベルを低くし、加速性を高めることができる。

Claim (excerpt)：

エンジンの出力を抑制することにより路面に対する駆動輪のスリップを抑制するトラクション制御を行う車両のスリップ制御装置において、車両の4輪の車輪速を検出する車輪速検出手段と、前記車輪速検出手段の出力を受けて、左右の駆動輪のスリップ量を求めるスリップ量演算手段と、車両の走行状態に応じたスリップ量の目標値を設定する目標値設定手段と、前記スリップ量演算手段の出力を受けて、左右の駆動輪のスリップ量の平均値を求め、その平均値と目標値設定手段で求めた目標値との差に基いて、直進走行時のトラクション制御の制御量を求める第1制御量設定手段と、路面の摩擦状態を検出する路面μ検出手段と、前記スリップ量演算手段と路面μ検出手段の出力を受け、左右の駆動輪のスリップ量の平均値として、左右の駆動輪のスリップ量に路面μと関連する重み付けを付加した重み付け平均値を求め、その重み付け平均値と目標値設定手段で求めた目標値との差に基いて、旋回走行時のトラクション制御の制御量を求める第2制御量設定手段と、を備えたことを特徴とする車両のスリップ制御装置。

IPC (2)：

F02D 29/02 311 , F02D 45/00 345

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (5)

特開平1-257654
特開平4-314637
車両のスリツプ制御装置
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平3-332615 Applicant：マツダ株式会社

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