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J-GLOBAL ID:200903050270852583
電磁連結装置
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
大岩 増雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998155624
Publication number (International publication number):1999351279
Application date: Jun. 04, 1998
Publication date: Dec. 24, 1999
Summary:
【要約】【課題】 使用初期より所定の伝達可能トルクが得られ、低消費電力で小型化が可能な電磁連結装置を提供する。【解決手段】 電磁連結装置のアマチュア4に、鉄系材料よりなるロータ8よりも硬度が大きく、過半数が10μm以上の結晶粒よりなるリン酸マンガン塩皮膜4aを化成処理により形成した。これにより、従来のなじみ付け作業を実施せずとも、リン酸マンガン塩皮膜4aの結晶粒がロータ8に食い込むため、使用初期より高い伝達可能トルクが得られる。このため、装置の小型化、低消費電力化が図られる。さらに、リン酸塩皮膜は非磁性体であるため、電磁コイル9を消勢した際、アマチュア4が素早くロータ8から離れ、電磁連結装置としての切れが良好となる。また、皮膜を化成処理にて形成したので、メッキ等の処理に比べて強度が大きく、強い防錆効果が得られる。
Claim (excerpt):
同一軸線上に対向して配置された摩擦面の接触摩擦により回転力の伝達を行う少なくとも一対の連結主体と、上記連結主体のいずれかの摩擦面を軸方向に移動させ、上記連結主体相互間の連結を制御する励磁装置を備えた電磁連結装置であって、少なくとも一箇所の連結部において、上記摩擦面のいずれか片方に、摩擦摺動する相手材よりも硬度が大きく、過半数が10μm以上の粒子または結晶粒よりなる皮膜を形成したことを特徴とする電磁連結装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
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