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J-GLOBAL ID:200903050760037128

既設の鉄道軌道の改修工法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志村 正和
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002335555
Publication number (International publication number):2004169381
Application date: Nov. 19, 2002
Publication date: Jun. 17, 2004
Summary:
【課題】本発明者が開発したノズルビットを以て、バラスト、枕木に固定された軌道をそのままの状態で、路盤を建設した地盤の強化とともに、路盤に敷設されて軌道の重圧を受けてセメントミルクの注入が難しいとされているバラストにセメントミルクを注入し、バラストと軌道を固定した枕木を一体化して鉄道軌道の強化をはかるバラスト軌道整備の省力化の改修工法を提供する。【解決手段】噴射孔を、地中に差し込む方向に対して斜め下向き角θ1とし、且つ、回転方向に対して進み角方向に進み角θ2として所望の数を穿設して成るノズルビットを用いて、締め固め作業を施した鉄道建設路盤の鉄道軌道に沿った地中に傘型円盤状構造物を多段状に構築した後、前記路盤に敷設したバラスト中で傘型円盤状構造物を造形すると同様の操作を行って、バラストの隙間の中に透水性セメントミルクを圧入し、バラストとレールを敷設固定した枕木を一体に固めた基礎床を順次鉄道軌道方向に構築する鉄道軌道の改修工法。【選択図】 図4
Claim (excerpt):
掘削装置のロッドに取り付けるノズルビットの噴射孔の開口を、地中に差し込む方向に対して斜め下向き角θ1とし、且つ、回転方向に対して進み角方向に進み角θ2として所望の数を穿設して成るノズルビットを用いて、締め固め作業を施した鉄道を建設する路盤の延長方向に、バラストを所定の高さにに敷設するとともに、その延長上に枕木を所定の間隔をおいて配列し、その枕木の両側上にレールを平行に敷設固定した既設の鉄道軌道の、前記枕木の両側に沿って、路盤下の地中の所定の深さまで差し込んで高速回転させながら透水性セメントミルクを前記したノズルビットの噴射孔から噴射させて最初の透水性傘型円盤状構造物を造形した後、前記ノズルビットを所定の深さまで引き抜きながら前記透水性傘型円盤状構造物を造形する時とでは回転速度とセメントミルク供給量を加減した操作を行ってセメントミルクを噴射して、最初に造形した透水性傘型円盤状構造物と次に造形する透水性傘型円盤状構造物を造形する個所である所定の深さまで引き抜いた位置に達するまでの引き抜き穴に柱を造形し、該柱を造形した後、前記した最初の透水性傘型円盤状構造物を造形するのと同じ操作を行って二段目の透水性傘型円盤状構造物を造形し、これを造形した後、前記操作を所望の回数だけ繰り返して前記透水性傘型円盤状構造物を多段状に貫通して杭を構築した後、前記路盤に敷設したバラスト中で透水性傘型円盤状構造物を造形すると同様の操作を行って、バラストの隙間の中に透水性セメントミルクを圧入し、バラストに圧入したセメントミルクによってバラストとレールを敷設固定した枕木を一体に固めた基礎床を順次鉄道軌道方向に構築することを特徴とする既設の鉄道軌道の改修工法。
IPC (2):
E01B27/02 ,  E02D3/12
FI (2):
E01B27/02 ,  E02D3/12 101
F-Term (9):
2D040AB01 ,  2D040BB02 ,  2D040BC01 ,  2D040BD00 ,  2D040CA01 ,  2D040CB03 ,  2D040DA11 ,  2D040DA16 ,  2D057BA31
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3) Cited by examiner (3)

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