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J-GLOBAL ID:200903052898485353

超音波イメージング

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2007522460
Publication number (International publication number):2008507322
Application date: Jul. 25, 2005
Publication date: Mar. 13, 2008
Summary:
新しい超音波イメージング法が示されている。この方法は、反響ノイズが低減されたイメージ、対象物の非線形散乱および伝搬パラメータのイメージ、超音波伝搬速度の空間的な変動によって生成される波面収差に対する補正の見積もりを与えるものである。本方法は、高周波パルスおよび低周波パルスをオーバーラップさせた送信されたデュアル周波数バンド超音波パルス合成物からの受信信号を処理することに基づいている。高周波パルスは、イメージの再構成に対して使用され、低周波パルスは、高周波パルスの非線形散乱および/または伝搬特性を操作するために使用される。第1の方法は、単一のデュアル・バンド・パルス合成物からの散乱の信号を、速い時間(深さ時間)でのフィルタリングのために利用して、反響ノイズが抑制され、第1高調波の感度を伴い、空間分解能が増加した信号を実現するものである。他の方法では、2つ以上のデュアル・バンド・パルス合成物を送信して、低周波パルスの周波数および/または位相および/または振幅が、各送信パルス合成物に対して変化する。パルス数座標におけるフィルタリングと、非線形伝搬遅延および任意的に振幅の補正とを通して、パルス反響ノイズが抑制された線形の後方散乱信号、非線形の後方散乱信号、定量的な非線形散乱および前方伝搬のパラメータが抽出される。反響が抑制された信号はさらに、波面収差の補正の見積もりに対して有用であり、また特に、複数の平行な受信ビームに対する幅広な送信ビームとともに用いた場合に有用である。収差補正の概略的な見積もりが得られる。非線形信号は、組織特性の違い(たとえば微小石灰化)、繊維組織もしくは泡沫細胞の内部成長、または減圧ともに見出されるかまたは超音波造影剤として導入される微細気泡のイメージングに対して有用である。また本方法は、トモグラフィおよび回折トモグラフィ・イメージ再構成用の測定データを生成するための送信イメージングとともに用いる場合に有用である。
Claim (excerpt):
対象物の領域における超音波散乱および/または伝搬特性をイメージングする方法であって、 a)少なくとも1つの超音波パルス合成物が、前記領域に向けて各放射方向のイメージ・ラインに対して送信され、前記パルス合成物は、時間的にオーバーラップしビーム方向が同じかまたはオーバーラップする高周波パルスおよび低周波パルスからなり、 b)イメージ信号を、高周波パルスの前方伝搬特性の低周波パルスによる非線形操作を用いるプロセスにおいて形成する方法。
IPC (1):
A61B 8/08
FI (1):
A61B8/08
F-Term (15):
4C601BB02 ,  4C601BB03 ,  4C601DD18 ,  4C601DE06 ,  4C601DE09 ,  4C601DE18 ,  4C601EE04 ,  4C601EE08 ,  4C601HH05 ,  4C601HH06 ,  4C601HH29 ,  4C601JB29 ,  4C601JB31 ,  4C601JB45 ,  4C601JB51
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (13)
  • 特開平1-299537
  • 特開平1-299537
  • 特開昭63-240829
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