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J-GLOBAL ID:200903053114283594

光ディスク用接着剤組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997370297
Publication number (International publication number):1999189758
Application date: Dec. 25, 1997
Publication date: Jul. 13, 1999
Summary:
【要約】【課題】 第1の発明では、光硬化型接着剤の硬化物の耐湿性や耐久性を向上させて光ディスクの情報記録層が腐食されるのを防止すること。また、第2の発明では、光ディスクの基盤への光硬化型接着剤の塗布を容易にすること。【解決手段】 第1の発明では、光硬化型接着剤に特定のスルホニウム塩を含有させることにより、リビング硬化性を持たせ、しかも、その硬化物に優れた耐久性、耐湿性を付与させるようにした。また、第2の発明では、光硬化型接着剤に架橋ポリスチレン系充填剤を添加することで、光硬化性に悪影響を及ぼすことなく、しかも、プラスチック基板へのスクリーン印刷性を向上させるようにした。
Claim (excerpt):
接合面の一方、又は両方に情報記録層が形成された二つの透明基板から構成され、これらの接合面を光硬化型接着剤を用いて貼り合わせて製造される光ディスクにおいて、前記光硬化型接着剤が以下の(A)及び(B)を含むことを特徴とする光ディスク用接着剤組成物。(A)カチオン重合性組成物(B)下記式(1)で表されるスルホニウム塩【化1】(Xは下記式(2)に示すスルフォニオ基であり、Yは式(2)の構造をとるか、もしくは水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アルコキシ基、C1〜C18の脂肪族基、またはC6〜C18の置換または非置換のフェニル基、フェノキシ基、チオフェノキシ基である。nは1〜3、mは1もしくは2、ZはMQtもしくはMQt-1で表される基である。(MはB,P,As,Sbであり、Qは、好ましくはF,Clから選択されるハロゲン原子である。tは4または6の正数である。尚、前記Zの具体的にはBF4,PF6,AsF6,SbF6,SbF5OHなどが含まれる。))【化2】(R1〜R10は、水素原子、ハロゲン原子(F、Cl、Br、I)、アルコキシ基(CH3O-、C2H5O-等)、C1〜C18の脂肪族基でメチル基、エチル基、イソプロピル基、シクロヘキシル基、シクロペンチル基等の置換または非置換の直鎖または環状炭化水素、-CH2O(CO)CH3、-S-CH3、-OCH2Ph、-(CO)Phのヘテロ原子を主鎖または置換基として炭素数1〜18の脂肪族基、またはC6〜C18の置換または非置換のフェニル基、フェノキシ基、チオフェノキシ基であり、かつ、R1〜R10の少なくとも一つは水酸基を持った下記式(3)で表される脂肪族化合物であるか、もしくはC3〜C19の-OCH2CH2O-基を持った下記式(4)で表される脂肪族化合物である。)【化3】【化4】
IPC (4):
C09J163/00 ,  C09J125/04 ,  G11B 7/24 541 ,  C09J 4/06
FI (4):
C09J163/00 ,  C09J125/04 ,  G11B 7/24 541 K ,  C09J 4/06
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (8)
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Cited by examiner (8)
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