可逆性感熱記録材料組成物およびそれを用いたプリペイドカード

Inventor： ,
Applicant, Patent owner：
Agent (1)：谷義一 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1996140177
Publication number (International publication number)：1997315013
Application date： Jun. 03, 1996
Publication date： Dec. 09, 1997
Summary：

【要約】【課題】ネガ型の記録が可能な可逆性感熱記録材料組成物を実現する。【解決手段】高分子樹脂母材中に結晶性低分子化合物の2種が混合分散された可逆性感熱記録材料組成物であって、2種の結晶性低分子化合物が下記式(1)および(2)を同時に満たす;【数20】|S<SB>1 </SB>-S<SB>2 </SB>|>0.1 (1)【数21】T<SB>g2</SB><T<SB>c1</SB>≦T<SB>c2</SB><T<SB>g1</SB> (2)S<SB>1 </SB>およびS<SB>2 </SB>は2種の結晶性低分子化合物のそれぞれの高分子樹脂母材への相溶性指数、T<SB>g1</SB>、T<SB>g2</SB>およびT<SB>c1</SB>、T<SB>c2</SB>は、それぞれ可逆性感熱材料組成物を第1の温度領域T<SB>1 </SB>および第2の温度領域T<SB>2 </SB>まで加熱して冷却したときの高分子樹脂母材のガラス転移温度、および結晶性低分子化合物のうちの最も低い結晶化温度を示す化合物の補外結晶化開始温度である。

Claim (excerpt)：

高分子樹脂母材中に結晶性低分子化合物の2種が混合分散され、第1の温度領域T<SB>1 </SB>から冷却したときと、前記T<SB>1 </SB>より高い第2の温度領域T<SB>2 </SB>から冷却したときの光の透過率が変化する可逆性感熱記録材料組成物において、前記2種の結晶性低分子化合物が下記式(1)および(2)を同時に満たすことを特徴とする可逆性感熱記録材料組成物;【数1】 |S<SB>1 </SB>-S<SB>2 </SB>|>0.1 (1)【数2】 T<SB>g2</SB><T<SB>c1</SB>≦T<SB>c2</SB><T<SB>g1</SB> (2)ただし、S<SB>1 </SB>およびS<SB>2 </SB>は前記2種の結晶性低分子化合物のそれぞれの前記高分子樹脂母材への相溶性指数(S)を表し、相溶性指数Sは、高分子樹脂母材中に分散された結晶性低分子化合物の全結晶を融解するのに必要な熱量をΔH<SB>m </SB>、同量の同じ結晶性低分子化合物単体を融解するのに必要な熱量をΔH<SB>M </SB>としたとき、下記式【数3】 S=1-(ΔH<SB>m </SB>/ΔH<SB>M </SB>) (3)で規定され、T<SB>g1</SB>およびT<SB>g2</SB>は、それぞれ前記可逆性感熱材料組成物を第1の温度領域T<SB>1 </SB>および第2の温度領域T<SB>2 </SB>まで加熱した後冷却したときの前記高分子樹脂母材のガラス転移温度であり、T<SB>c1</SB>およびT<SB>c2</SB>は、それぞれ前記可逆性感熱材料組成物を第1の温度領域T<SB>1 </SB>および第2の温度領域T<SB>2 </SB>まで加熱した後冷却したときの前記高分子樹脂母材に分散させた結晶性低分子化合物のうちの最も低い結晶化温度を示す化合物の補外結晶化開始温度である。

IPC (5)：

B41M 5/36 , B42D 15/10 501 , B42D 15/10 551 , G06K 19/06 , G11B 13/00

FI (6)：

B41M 5/26 102 , B42D 15/10 501 D , B42D 15/10 551 A , G11B 13/00 , B41M 5/18 113 Z , G06K 19/00 B

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (1)

可逆性感熱記録材料
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平4-276115 Applicant：三菱樹脂株式会社

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