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J-GLOBAL ID:200903054112547965

ゾルゲル膜およびその形成法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 坂本 栄一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993088450
Publication number (International publication number):1994298545
Application date: Apr. 15, 1993
Publication date: Oct. 25, 1994
Summary:
【要約】【構成】ガラス基板の表面上に、金属アルコキシド系或いは金属アセチルアセトネート系の化合物を加水分解並びに脱水縮合させたゾル溶液の中から二つ以上選択し、溶剤と混合してコーテイング溶液とし被覆成膜して成る、マイクロピット状、凹凸状又は凸状或いはりん片の継ぎ合い状の表層を有するゾルゲル膜において、出発原料として、4官能を有する金属アルコキシド或いは金属アセチルアセトネート化合物を加水分解、脱水縮合したゾル溶液Aと、3官能或いは2官能を有する金属アルコキシド或いは金属アセチルアセトネート化合物を加水分解、脱水縮合したゾル溶液Bとを、夫々選択し混合する溶液で成膜するゾルゲル膜。及びその成形法。【効果】容易な膜形成手段で薄膜を安価に効率よく得られ、特異な形状を有する頑固な表層となり、単層膜では勿論、多層膜の下地膜や下層膜として格段にその性能を発揮し、光学特性を損なうことなく、密着性や耐候性等に優れる等、建築用もしくは自動車用窓材として有用。
Claim (excerpt):
ガラス基板の表面上に、金属アルコキシド系化合物あるいは金属アセチルアセトネート系化合物を加水分解ならびに脱水縮合させたゾル溶液の中から二つ以上選択し、該二つ以上選択したゾル溶液を溶剤とともに混合してコーテイング溶液とし、該コーテイング溶液を被膜し、成膜して成る薄膜の表層が、マイクロピット状表層または凹凸状表層あるいは凸状表層あるいはりん片の継ぎ合い状表層であるゾルゲル膜において、前記選択した二つ以上のゾル溶液が、一つは出発原料として4官能を有する金属アルコキシドあるいは金属アセチルアセトネート化合物を用い、加水分解ならびに脱水縮合したゾル溶液Aであり、さらに一つは出発原料として3官能あるいは2官能を有する金属アルコキシドあるいは金属アセチルアセトネート化合物を用い、加水分解ならびに脱水縮合したゾル溶液Bであって、該ゾル溶液Aと該ゾル溶液Bをそれぞれ選択し混合することでなることを特徴とするゾルゲル膜。
IPC (4):
C03C 17/25 ,  B60J 1/00 ,  C23C 18/00 ,  E06B 5/00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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