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J-GLOBAL ID:200903055363719117

ボルトの締結機

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998315513
Publication number (International publication number):2000141241
Application date: Nov. 06, 1998
Publication date: May. 23, 2000
Summary:
【要約】【課題】 締結ボルトの軸力が正確に、しかも瞬時に計測できるボルト締結機の提供。【解決手段】 ナットランナ-制御装置16を備えたナットランナ-10のツ-ルユニットには、回転伝達用のシャフト部11が設けられ、このシャフト部11には、締結ボルト4の頭部4aに適合する係合穴20を形成したソケット15が取付けられている。この係合穴20の奥側には、圧電素子32を備えた測定センサ-23が組込まれ、この圧電素子32が外部の超音波送受信装置21及び測定系ユニット22にそれぞれ電気的に接続される。この圧電素子32は、縦波及び横波の両超音波を同時発信するもので、締結ボルト4の頭部4aからネジ部4bに至る往復の伝播時間を測定分析することによって精密なボルトの軸力が計測できる。前記測定系ユニット22及びナットランナ-制御装置16は、パソコン31を介して接続し、締結時における締結ボルト4の軸力値をナットランナ-制御装置16に順次フィ-ドバックすれば、トルクセンサ-13の補正動作によって適正範囲内の軸力値が常時保持される。
Claim (excerpt):
ナットランナ-10には、ナットランナ-制御装置16が備えられ、しかもツ-ルユニットの一端に設けられた回転伝達用のシャフト部11には、締結ボルト4の頭部4aに適合する係合穴20を形成したソケット15が取付けられ、この係合穴20の奥側には、外部の超音波送受信装置21及び測定系ユニット22にそれぞれ電気的に接続される測定センサ-23が組込まれるようにしたボルト締結機であって、前記測定センサ-23は、センサ-本体内に基板状の圧電素子32が組込まれ、しかもこの圧電素子32中には、縦波発生用の圧電ドメイン及び横波発生用の圧電ドメインが均一分散することにより、締結ボルト4の頭部4aに向って縦波及び横波の両超音波を同時送信できるように構成されており、前記測定ユニット22は、外部接続の同軸ケ-ブル25がスリップリング26を介して内部接続の同軸ケ-ブル24、測定センサ-23の圧電素子32に電気的に接続されることにより、同時送信された縦波超音波及び横波超音波のボルト頭部4aからネジ部4bの先端に至る往復の伝播時間を測定解析し、締結ボルト4に負荷された軸応力値が計測できるようになっていることを特徴とするボルト締結機。
F-Term (9):
3C038AA01 ,  3C038AA03 ,  3C038AA04 ,  3C038BC04 ,  3C038CA01 ,  3C038CA05 ,  3C038CB02 ,  3C038CB06 ,  3C038EA02
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • ボルトの軸応力計測機
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平8-273011   Applicant:東芝タンガロイ株式会社

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