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J-GLOBAL ID:200903055510957673

耐衝撃性プロピレンブロック共重合体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 長谷川 曉司
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998296442
Publication number (International publication number):1999322871
Application date: Oct. 19, 1998
Publication date: Nov. 26, 1999
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 エラストマー成分の添加操作の必要のない高剛性かつ高衝撃強度で流動性および外観の優れたプロピレンブロック共重合体の提供。【解決手段】 Mg、Ti、ハロゲン、及び電子供与体を含有する固体触媒成分、並びに有機アルミニウム化合物からなる触媒の存在下に、プロピレンまたはプロピレン/エチレン混合物を一段あるいは多段に重合させてプロピレン単独重合体またはエチレン含量5重量%以下のプロピレンエチレンランダム共重合体を形成させる第1重合工程で50〜80重量%、プロピレン/エチレン混合物を一段あるいは多段に重合させてゴム状プロピレンエチレン共重合体を形成させる第2重合工程で20〜50重量%。第1、第2重合工程で生成した重合体の[η]に一定の関係があり、MFR10g/10分以上ゲル数一定数以下のプロピレンブロック共重合体。
Claim (excerpt):
Mg、Ti、ハロゲン、及び電子供与体を含有する固体触媒成分、並びに有機アルミニウム化合物からなる触媒の存在下に、下記の重合工程(a)を実施して製造された下記(b)から(g)の条件を満たす耐衝撃性プロピレンブロック共重合体。(a)プロピレンまたはプロピレン/エチレン混合物を一段あるいは多段に重合させてプロピレン単独重合体またはエチレン含量5重量%以下のプロピレンエチレンランダム共重合体を形成させる第1重合工程と、プロピレン/エチレン混合物を一段あるいは多段に重合させてゴム状プロピレンエチレン共重合体を形成させる第2重合工程からなる重合工程。(b)プロピレンブロック共重合体のMFRが10g/10分以上、(c)第1重合工程で製造される重合体部分が全重合体に対して50〜80重量%、(d)第2重合工程で製造される重合体部分が全重合体に対して20〜50重量%、(e)第1重合工程で製造される重合体の極限固有粘度[η]hと第2重合工程で製造される重合体の極限固有粘度[η]rの比が式(1)を満たす、【数1】 1.2≦[η]r/[η]h≦5.0 式 (1)(f)第2重合工程で製造される重合体成分のプロピレン/エチレンの重合比が70/30〜48/52、(g)プロピレンブロック共重合体のゲル数が、平面25cm2 、厚さ0.5mmの射出成形品において、ゲルサイズ50μm以上のものが、150個以下、
IPC (2):
C08F297/08 ,  C08F 4/654
FI (2):
C08F297/08 ,  C08F 4/654
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
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