Pat
J-GLOBAL ID:200903057136190072

腫瘍の治療のための細胞治療方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小田島 平吉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003377653
Publication number (International publication number):2005139118
Application date: Nov. 07, 2003
Publication date: Jun. 02, 2005
Summary:
【課題】 T細胞応答は、損なわれた免疫系を伴うヒトでしばしば減少される。われわれは、ナイーブな細胞傷害性Tリンパ球前駆細胞(CTLp)の単離、および腫瘍細胞をインビボで溶解することが可能な抗原特異的エフェクターへの刺激および増大方法を開発した。【解決手段】 本エクスビボプロトコルは完全に機能的なエフェクターを生じさせる。ヒトHLAクラスIおよび規定された補助分子でトランスフェクトされた人工産物の抗原提示細胞(AAPC;キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster))を、正常ドナーおよび癌患者双方からのCD8+ T細胞を刺激するのに使用する。ショウジョウバエ(Drosophila)細胞の表面上に高密度まで発現されたクラスI分子は空であり、特異的ペプチドを内因性に発現する腫瘍細胞を認識するポリクローナル応答の生成をもたらす複数のペプチドの効率的な添加を見込む。【選択図】 図4A
Claim (excerpt):
a.天然に存在しない抗原提示細胞系(nnAPC)を調製すること(前記nnAPCは、ウイルス感染と関連する約15までの異なるペプチド分子を同時に提示することが可能であり、前記ペプチド分子はそれぞれが長さ約6ないし12アミノ酸であり); b.被験体もしくは適するドナーからCD8+細胞を収集すること; c.前記CD8+細胞を前記nnAPC細胞系で刺激すること; d.馴化成長培地(CGM)もしくはIL-2、IL-7よりなる群から選択されるサイトカインを含有する培地に前記CD8+細胞を加えること(前記サイトカインは個別にもしくは組合せで使用することができ); e.前記被験体もしくは適するドナーから収集された懸濁されない末梢血単球もしくはCD-8枯渇末梢血単球を、約1ないし50μg/mlの、前記nnAPCが同時に提示することができる前記ペプチドの1種と混合すること; f.前記末梢血単球懸濁物を、所望の末梢血単球を除く懸濁物中の全部の成分を無効にするのに必要な十分な線量のγ線放射で照射すること; g.接着性末梢血単球を単離すること; h.前記接着性末梢血単球に、約1μg/mlないし50μg/mlの前記各ペプチドを添加すること; i.前記CD8+細胞を、1の末梢血単球に対し約10のCD8+細胞の比で、前記接着性末梢血単球と組合せること;および j.前記被験体にCD8+懸濁物を接種すること を含んで成る、前記被験体における前記ウイルス感染の治療方法。
IPC (4):
A61K38/00 ,  A61K38/21 ,  A61P31/12 ,  A61P35/00
FI (4):
A61K37/02 ,  A61P31/12 ,  A61P35/00 ,  A61K37/66 Z
F-Term (10):
4C084AA01 ,  4C084AA02 ,  4C084BA01 ,  4C084BA02 ,  4C084CA56 ,  4C084DA14 ,  4C084DA22 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB26 ,  4C084ZB33
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
Article cited by the Patent:
Return to Previous Page