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J-GLOBAL ID:200903057942292608
白板昆布の製法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
秋元 輝雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999051584
Publication number (International publication number):2000245404
Application date: Feb. 26, 1999
Publication date: Sep. 12, 2000
Summary:
【要約】【課題】 白板昆布の機械削り加工化を可能にし、生産性を高めるとともに、コストの低減化を図る。【解決手段】 シート状削出し昆布の製法を利用し、浸け前液A中に乳酸カルシウムを添加し、かつ、一次結着剤としてのアルギン酸ナトリウム溶液Bを塗布することにより、帯状白板原藻昆布10Cの圧縮Pによる固形ブロック体1を得る。この固形ブロック体1の圧縮方向P側の表面1aをスライス面にして一方向Xに沿って削り出して薄膜状削出し白板昆布の予備製品W1を得る。この予備製品W1を順次オーバーラップさせて複数枚重層させ整列させて搬送させながら加湿し加圧して一本の帯状に連続成形する。この加湿・加圧後の連続帯状の白板昆布100の表裏面に再び二次結着剤としてのアルギン酸ナトリウム溶液Cを塗布し乾燥するとともに、この結着剤塗布後の連続帯状の白板昆布101に再びゲル化剤としての乳酸カルシウム溶液Dを塗布し乾燥した後、このゲル化剤塗布後の連続帯状の白板昆布102を定型に裁断する。
Claim (excerpt):
乾燥した帯状原藻昆布を、乳酸カルシウムが添加された醸造酢もしくは氷酢酸希釈液などの浸け前液に浸漬し浸け前する浸け前工程と、この浸け前後の帯状原藻昆布を数時間から数日間静置して水分を浸透させかつ酸味が均一になるように寝かせる湿潤工程と、この湿潤後の帯状原藻昆布の表皮を軽くなぞり、その表裏面に付着しているゴミや小砂等を除去した後、その褐色な表皮を削り取って帯状白板原藻昆布にし、この帯状白板原藻昆布を所定の長さに切断する切断工程と、この切断後の帯状白板原藻昆布を真空乾燥して水分の調整を行なう一次乾燥工程と、この乾燥後の帯状白板原藻昆布の表裏面にアルギン酸ナトリウム溶液を塗布する一次結着剤塗布工程と、この一次結着剤塗布後の帯状白板原藻昆布を型枠にて多数枚重層し保形する重層・保形工程と、この重層・保形された帯状白板原藻昆布をその重層表面より圧縮してブロック状に固形化する圧縮工程と、この固形ブロック体を圧縮状態にて数日間静置して水分が均一化するように寝かせて結着させる湿潤・結着工程と、この湿潤・結着後の固形ブロック体を削出し加工装置に装填しかつその圧縮方向の表面をスライス面にして一方向に沿って削り出す切削工程と、この切削工程にて削り出された薄膜状削出し白板昆布を順次オーバーラップさせて複数枚重層させ整列させて搬送させながら加湿し加圧して一本の帯状に連続成形する加湿・加圧工程と、この加湿・加圧後の連続帯状の白板昆布の表裏面に再びアルギン酸ナトリウム溶液を塗布する二次結着剤塗布工程と、この二次結着剤塗布後の連続帯状の白板昆布を熱風にて乾燥する二次乾燥工程と、この二次乾燥後の連続帯状の白板昆布の表裏面に、ゲル化剤として乳酸カルシウム溶液を塗布するゲル化剤塗布工程と、このゲル化剤が塗布された連続帯状の白板昆布を熱風にて乾燥する三次乾燥工程と、この三次乾燥後の連続帯状の白板昆布を定型に裁断する裁断工程とからなることを特徴とする白板昆布の製法。
F-Term (11):
4B019LC02
, 4B019LE02
, 4B019LK01
, 4B019LK03
, 4B019LK05
, 4B019LK18
, 4B019LP02
, 4B019LP03
, 4B019LP07
, 4B019LP12
, 4B019LP14
Patent cited by the Patent:
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