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J-GLOBAL ID:200903058336811183

高温水中の金属部品の応力腐食割れ低減用の金属合金被膜

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 生沼 徳二
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997505160
Publication number (International publication number):1998505684
Application date: Jun. 19, 1996
Publication date: Jun. 02, 1998
Summary:
【要約】水冷型原子炉用の金属部品の表面における亀裂の発生及び成長を低減させるための方法。IGSCCを生じ易い原子炉部品の表面上に、電気絶縁性の外側層を有する金属被膜が設置される。好適な金属被膜はジルコニアの外側層を有するジルコニウム合金である。金属部品の表面上に電気絶縁層が存在すると、水素の添加を行わなくても且つ貴金属触媒が存在しなくても、腐食電位は負の方向に移動する。その結果、高濃度の酸化剤の存在下かつ水素の不存在下においても-0.5VSHE以下の腐食電位を達成し得る。
Claim (excerpt):
高温水中で使用するための金属部品の応力腐食割れを低減させるための方法において、 その表面が高温水に暴露されるような系で使用するための金属部品であって、該表面が腐食電位を有し且つ高温水に暴露されたときに応力腐食割れを生じやすい金属部品を選択する工程、 前記金属部品の前記表面に金属合金の被膜を設置する工程、及び 高温水中で不溶性で且つ接着性である絶縁層を前記金属合金の外側表面上に形成し、これにより前記絶縁層を設けた前記金属部品の腐食電位を高温水中で未被覆の金属部品の表面の腐食電位よりも0.050V以上低下させる工程を有することを特徴とする方法。
IPC (3):
G21D 1/00 ,  C23C 4/10 ,  C23C 28/00
FI (4):
G21D 1/00 X ,  C23C 4/10 ,  C23C 28/00 A ,  C23C 28/00 B
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
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