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J-GLOBAL ID:200903058508253234

バッチ式の廃棄物脱塩素処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 富士弥 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996208695
Publication number (International publication number):1998043715
Application date: Aug. 08, 1996
Publication date: Feb. 17, 1998
Summary:
【要約】【課題】 廃棄物を加熱処理する方式には、バッチ式,准連続式,連続式が有り、また、焼却炉としては、ストーカ式,流動式,シャフト式,ロータリー式と各種のものがあり、各種条件によって使い分けられている。しかし、これらの設備は、処理量が20t以上/8h以上を目安にした設備であり、何れの方式も大きな設備である。廃棄物を加熱処理すれば、減容化はできるが、問題となるのは、廃棄物中に含まれる塩素成分の処理である。【解決手段】 廃棄物と所定の温度で塩素成分と反応する添加物とをタンク1に入れて密閉し、このタンクを加熱コイル3内に挿入して外気を遮断して乾留処理する。塩素成分は処理灰に固定化され、ガス中には塩素成分が含まれなくなるので、そのまま燃料として、利用することが可能となる。密閉タンクはドラム缶程度の大きさのものでも良く、ガスの脱塩素処理も必要ないので、小規模の廃棄物処理施設で実現できる。
Claim (excerpt):
廃棄物と所定の温度で塩素成分と反応する添加物とを開閉自在の密閉蓋を有するタンク内に充填し、タンクごと加熱源内に挿入して加熱することで廃棄物を乾留処理し、処理灰に塩素成分を固定化して発生ガス中に塩素成分を含まないようにしたことを特徴とするバッチ式の廃棄物脱塩素処理方法。
IPC (3):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  C10B 53/00
FI (3):
B09B 3/00 302 G ,  C10B 53/00 A ,  B09B 3/00 ZAB
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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