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J-GLOBAL ID:200903058708288989

電動機の速度制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高野 則次
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997114454
Publication number (International publication number):1998295092
Application date: Apr. 16, 1997
Publication date: Nov. 04, 1998
Summary:
【要約】【課題】 電動機の速度制御において、負荷機械の慣性モ-メントが未知の場合や運転中に変化するような場合でも、速度制御の応答性を一定に保つことが困難であった。【解決手段】 トルク伝達機構2、負荷機械3および電動機1を一つの積分要素として近似して負荷トルク推定信号を出力する負荷トルク推定回路6を設ける。自動調整回路8はトルク伝達機構2、負荷機械3および電動機1を一つの微分要素として模擬した模擬トルク信号と、トルク制御回路7から得られるトルク指令信号との偏差が0となるように自動調整回路8の微分ゲイン機械定数を修正することにより機械系の慣性モ-メントを同定する。そしてこの同定した機械定数に応じて負荷トルク推定回路6の機械系積分時定数と速度制御回路5のゲインを自動調整する。
Claim (excerpt):
トルクの伝達機構を介して負荷機械を駆動する電動機と、前記電動機の回転速度を検出する速度検出器と、前記電動機の速度指令信号および前記速度検出器から出力された実速度信号に基づいてトルク基準指令信号を出力する速度制御回路と、前記トルク伝達機構、負荷機械および電動機を一つの積分要素として模擬した模擬速度信号と前記実速度信号に基づいて負荷トルク推定信号を出力する負荷トルク推定回路と、前記トルク基準指令信号と前記負荷トルク推定信号に基づいてトルク指令信号を生成するトルク制御回路と、前記トルク指令信号に基づいて前記電動機のトルクを制御する制御手段と、前記負荷トルク推定信号を入力とする自動調整回路とを備え、前記自動調整回路は前記トルク伝達機械、負荷機械および電動機を一つの微分要素として模擬した模擬トルク信号と前記トルク指令との偏差が0となるように前記自動調整回路の微分ゲインである機械系慣性モ-メントを求め、これに応じて前記負荷トルク推定回路の積分時定数および前記速度制御回路のゲインを修正するように形成されていることを特徴とする電動機の速度制御装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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