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J-GLOBAL ID:200903058763046846

車両用電子制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 足立 勉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994136043
Publication number (International publication number):1996008924
Application date: Jun. 17, 1994
Publication date: Jan. 12, 1996
Summary:
【要約】【目的】 複数の制御装置を通信線(LAN)にて接続した機能分散型の車両用電子制御装置において、他の装置からの送信データに基づく受動的な処理動作を行なう装置が、起動直後にデータ受信前に処理動作を開始するのを防止する。【構成】 I/O処理装置と噴射/点火制御装置とパワートレイン制御演算装置とにより内燃機関の燃料噴射量を制御する機能分散型の制御装置において、演算装置は、初期化終了後、他の装置から噴射量演算のためのデータを受信した後、燃料噴射量の演算及び演算結果の送信といった受動処理を開始し、噴射/点火制御装置は、初期化終了後、センサ類からの検出信号の取り込み及び送信といった自律処理は開始するものの、受動処理であるインジェクタの駆動制御は、演算装置からの燃料噴射指令値を受信してから開始するように構成する。この結果、装置の起動直後から機関状態に応じた最適な噴射量制御を実行できるようになる。
Claim (excerpt):
車両に搭載された所定の制御対象を制御するのに必要な各種運転状態を検出するセンサからの検出信号の取り込み、該検出信号に基づく制御対象の制御量の演算、該演算結果に応じた制御対象の駆動、といった車両制御のための各種制御処理を各々分散して実行する複数の制御処理手段と、各制御処理手段に設けられ、通信線を介して、他の制御処理手段との間で車両制御のためのデータを送受信する通信手段と、を備えた機能分散型の車両用電子制御装置において、上記複数の制御処理手段のうち、他の制御処理手段から送信されてきたデータに基づく受動的な制御処理を実行する制御処理手段には、当該装置の起動後、該受動処理の実行に必要なデータを受信するまでの間、該受動処理の実行を禁止する受動処理禁止手段を設けたことを特徴とする車両用電子制御装置。
IPC (3):
H04L 12/28 ,  B60R 16/02 ,  F02D 45/00 372
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
  • 特開昭60-000551
  • 特開平3-218198
  • 特開昭62-225734
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