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J-GLOBAL ID:200903061329500513

永久磁石形同期電動機の速度推定方法及びその回転子ずれ角推定方法並びに回転子位置修正方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小堀 益
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996003690
Publication number (International publication number):1997191698
Application date: Jan. 12, 1996
Publication date: Jul. 22, 1997
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 永久磁石形同期電動機のγ-δ軸に発生する誘起電圧を精度良く推定する。【解決手段】 時間k・TS時(k=0,1,・・,TSはサンプリングタイム)に同期電動機に供給される2相分のステータ電流を検出し、回転子上に設定したγ-δ座標系に変換することにより、γ軸電流iγ(k)、δ軸電流iδ(k)を導出し、これらと前回推定されたγ軸電流iγest(k)、δ軸電流iδest(k)との差を補正量、γ-δ軸座標系に変換された電圧指令値Vγ*(k)とVδ*(k)を入力とし、回転子が回転することにより発生するγ軸の誘起電圧εγ(k)とδ軸の誘起電圧εδ(k)を、回転子が回転していない時の電流応答に対する外乱として状態推定器8を構成し、時間(k+1)・TS秒のγ-δ軸座標系における電流iγest(k+1)、iδest(k+1)および誘起電圧εγest(k+1)、εδest(k+1)を推定する。
Claim (excerpt):
永久磁石を回転子とし、回転子の磁極上に設定したd-q軸に、回転子上に想定したγ-δ軸が一致するように制御する永久磁石形同期電動機の制御方法において、時間k・TS時(但し、k=0,1,2,3,・・・,TSはサンプリングタイム)に同期電動機に供給される少なくとも2相分のステータ電流を検出し、同ステータ電流をγ-δ座標系に変換することにより、γ軸電流iγ(k)及びδ軸電流iδ(k)を導出し、これらのγ軸電流iγ(k)及びδ軸電流iδ(k)と前回の制御ループで推定されたγ軸電流iγest(k)及びδ軸電流iδest(k)との差iγ(k)-iγest(k)及びiδ(k)-iδest(k)を補正量、γ-δ軸座標系に変換された電圧指令値Vγ*(k)とVδ*(k)を入力とし、同期電動機の回転子が回転することにより発生するγ軸の誘起電圧εγ(k)とδ軸の誘起電圧εδ(k)を、回転子が回転していない時の電流応答に対する外乱として状態推定器を構成し、時間(k+1)・TS秒のγ-δ軸座標系における電流iγest(k+1)及びiδest(k+1)並びに誘起電圧εγest(k+1)及びεδest(k+1)を推定し、この推定された誘起電圧εδest(k+1)の符号より、回転子の速度の符号を判別し、前記誘起電圧εγest(k+1)とεδest(k+1)の2乗和と前記判別された符号より、回転子の角速度ωrm(k+1)の推定値ωrmest(k+1)を推定することを特徴とする永久磁石形同期電動機の速度推定方法。
IPC (4):
H02P 21/00 ,  H02P 5/00 ,  H02P 6/18 ,  G05B 13/02
FI (5):
H02P 5/408 C ,  H02P 5/00 X ,  G05B 13/02 C ,  H02P 5/408 A ,  H02P 6/02 371 S
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)

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