Pat
J-GLOBAL ID:200903061458555421

アクリル系多層構造粒状複合体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 辻 良子
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997245950
Publication number (International publication number):1999071437
Application date: Aug. 28, 1997
Publication date: Mar. 16, 1999
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 透明性、耐候性、成形性等の特性に優れ、耐衝撃性、耐応力白化性、耐温水白化性、熱安定性等に優れ、フイルム等の成形品や積層体等の製造に有効なアクリル系重合体の提供【解決手段】 MMA80〜98.99wt%、アルキルアクリレート(AA)1〜20wt%、多官能性グラフト剤0.01〜1wt%及び多官能性架橋剤0〜0.5wt%からなる単量体の重合による最内層硬質重合体(a)、重合体(a)の存在下にAA70〜99.5wt%、MMA0〜30wt%、多官能性グラフト剤0.5〜5wt%及び多官能性架橋剤0〜5wt%からなる単量体の重合による軟質層重合体(b)、並びに重合体(a)と重合体(b)からなる重合体粒子の存在下にMMA90〜99wt%及びAA10〜1wt%からなる単量体の重合によるTg80°C以上の最外層硬質重合体(c)よりなる3層構造のアクリル系多層構造粒状複合体、並びにその凝集粒状体。
Claim (excerpt):
アクリル系多層構造粒状複合体であって;(I) 前記アクリル系多層構造粒状複合体が、(i) メチルメタクリレート80〜98.99重量%、アルキル基の炭素数が1〜8であるアルキルアクリレートの少なくとも1種1〜20重量%、多官能性グラフト剤0.01〜1重量%および多官能性架橋剤0〜0.5重量%からなる単量体混合物を重合してなる最内層硬質重合体(a);(ii) 上記の最内層硬質重合体(a)の存在下に、アルキル基の炭素数が1〜8であるアルキルアクリレートの少なくとも1種70〜99.5重量%、メチルメタクリレート0〜30重量%、多官能性グラフト剤0.5〜5重量%および多官能性架橋剤0〜5重量%からなる単量体混合物を重合してなる軟質層重合体(b);並びに(iii) 上記の最内層硬質重合体(a)と軟質層重合体(b)からなる重合体粒子の存在下に、メチルメタクリレート90〜99重量%およびアルキル基の炭素数が1〜8であるアルキルアクリレートの少なくとも1種10〜1重量%からなる単量体混合物を重合してなるガラス転移点が80°C以上である最外層硬質重合体(c);よりなる3層構造を有し;(II) アクリル系多層構造粒状複合体の重量に基づいて、上記の最内層硬質重合体(a)を5〜30重量%、軟質層重合体(b)を20〜45重量%および最外層硬質重合体(c)を50〜75重量%の割合で有し;(III) 平均粒度が0.01〜0.3μmであり;且つ(IV) 230°C、3.8kg荷重下でのメルトフローレートが0.5〜20g/10分である;ことを特徴とするアクリル系多層構造粒状複合体。
IPC (7):
C08F265/06 ,  B32B 27/30 ,  C08J 3/16 CEY ,  C08J 5/18 ,  C08L 33/12 ,  C08F 20/18 ,  C08L 33/06
FI (7):
C08F265/06 ,  B32B 27/30 A ,  C08J 3/16 CEY ,  C08J 5/18 ,  C08L 33/12 ,  C08F 20/18 ,  C08L 33/06
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
Show all
Cited by examiner (4)
Show all

Return to Previous Page