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J-GLOBAL ID:200903061550341683

耐熱分解性を有するメタクリル樹脂及びその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994000590
Publication number (International publication number):1995206906
Application date: Jan. 07, 1994
Publication date: Aug. 08, 1995
Summary:
【要約】【目的】 本発明の目的は、熱成形時におけるシルバーストリークスや発泡、着色および臭気等の発生の少ない、耐熱分解性に優れたメタクリル樹脂、およびその製造方法を提供することにある。【構成】 2段直列結合された完全混合槽とプラグフロー型反応器を使用して、メチルメタクリレートおよび溶媒からなる組成物に対し、ラジカル重合開始剤濃度及び連鎖移動剤濃度がそれぞれ一定濃度となるように調製した反応組成物を、重合温度が1段目完全混合槽、2段目プラグフロー型反応器でそれぞれ一定となるようにし、更に1段目完全混合槽の平均滞留時間及び2段目プラグフロー型反応器での流通時間がそれぞれ一定となるようにして2段目プラグフロー型反応器出口での重合率を70〜95%に維持しながら連続的に重合して得られ、かつ重合反応終了後の熱分解度(DW)が5wt%以下である耐熱分解性を有するメタクリル樹脂。
Claim (excerpt):
2段直列結合された完全混合槽とプラグフロー型反応器を使用して、メチルメタクリレート単独、またはメチルメタクリレートが75重量%以上とメチルアクリレート、エチルアクリレートもしくはブチルアクリレートから選ばれた少なくとも一種以上が25重量%以下の単量体混合物71〜95重量%および溶媒29〜5重量%からなる組成物に対し、ラジカル重合開始剤濃度が1.0×10-3〜1.6モル%および連鎖移動剤濃度が1.0×10-3〜1.0モル%となるように調製した反応組成物を、重合温度が1段目完全混合槽100〜170°C、2段目プラグフロー型反応器100〜170°C、1段目完全混合槽の平均滞留時間が重合温度における重合開始剤半減期の5〜7000倍、2段目プラグフロー型反応器での流通時間が重合温度における重合開始剤半減期の5〜50倍となるようにして2段目プラグフロー型反応器出口での重合率を70〜95%に維持しながら連続的に重合して得られ、かつ重合反応終了後で後処理工程での熱履歴を受ける前の下記式で定義される熱分解度(DW)が5wt%以下である耐熱分解性を有するメタクリル樹脂。【数1】(式中、DWは、窒素気流中、30°Cから300°Cまで2°C/minの割合で加熱昇温したときの加熱減量率(wt%)、γwiは、i段目反応器で生成する全生成ポリマーに対する末端二重結合を有すポリマーの含有率(wt%)、RAi は、i段目反応器で生成するポリマー中のアクリレート単位濃度(モル%)、およびΔMi は、i段目反応器での消費モノマー濃度を示す。)
IPC (3):
C08F 2/00 MAJ ,  C08F 2/00 MDE ,  C08F 6/00 MFR
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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