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J-GLOBAL ID:200903099865713527

耐熱分解性を有するメタクリル樹脂及びその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994000589
Publication number (International publication number):1995206905
Application date: Jan. 07, 1994
Publication date: Aug. 08, 1995
Summary:
【要約】【目的】 熱成形時におけるシルバーストリークスや発泡、着色および臭気等の発生の少ない、耐熱分解性に優れたメタクリル樹脂、およびその製造方法を提供することにある。【構成】 2段直列結合完全混合槽を使用して、メチルメタクリレート71〜95重量%および溶媒29〜5重量%からなる組成物に対し、ラジカル重合開始剤濃度および連鎖移動剤濃度を一定濃度となるように調製した反応組成物を、一定の重合温度および平均滞留時間が重合温度における開始剤の半減期の5〜7000倍となるようにして第2槽目での重合率を70〜90%に維持しながら連続的に重合して得られ、かつ重合反応終了後で後処理前のポリマーの熱分解度(DW)が5wt%以下である優れた耐熱分解性を有するメタクリル樹脂。
Claim (excerpt):
2段直列結合完全混合槽を使用して、メチルメタクリレート単独、またはメチルメタクリレートが75重量%以上とメチルアクリレート、エチルアクリレートもしくはブチルアクリレートから選ばれた少なくとも一種以上が25重量%以下の単量体混合物71〜95重量%および溶媒29〜5重量%からなる組成物に対し、ラジカル重合開始剤濃度が5.0×10-4〜1.2モル%および連鎖移動剤濃度が1.0×10-3〜1.0モル%となるように調製した反応組成物を、重合温度が第1槽目100〜170°C、第2槽目130〜170°C、および平均滞留時間が重合温度における重合開始剤半減期の5〜7000倍となるようにして第2槽目での重合率を70〜90%に維持しながら連続的に重合して得られ、かつ重合反応終了後で後処理工程での熱履歴を受ける前の下記式で定義される熱分解度(DW)が5wt%以下である耐熱分解性を有するメタクリル樹脂。【数1】(式中、DWは、窒素気流中、30°Cから300°Cまで2°C/minの割合で加熱昇温したときの加熱減量率(wt%)、γwiは、第i槽目の全生成ポリマーに対する末端二重結合を有すポリマーの含有率(wt%)、RAi は、第i槽目の生成ポリマー中のアクリレート単位濃度(モル%)、およびΔMi は、第i槽目において消費されるモノマー濃度,すなわち(流入モノマー濃度-流出モノマー濃度)を示す。)
IPC (4):
C08F 2/00 MAJ ,  C08F 2/00 MDE ,  C08F 6/00 MFR ,  C08F 20/14 MMC
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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