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J-GLOBAL ID:200903062015512114

プレス成形性に優れ、かつ、プレス成形性の変動が少ない、高加工性冷延鋼板の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高山 宏志
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999213235
Publication number (International publication number):2000104122
Application date: Jul. 28, 1999
Publication date: Apr. 11, 2000
Summary:
【要約】【課題】 自動車の外板などの用途に好適なプレス成形性に優れ、かつプレス成形性のコイル内での変動が少ない、高加工性冷延鋼板の製造方法を提供すること。【解決手段】 重量%にて、C:0.02%以下、Si:0.6%以下、Mn:2.5%以下、P:0.10%以下、S:0.05%以下、O:0.01%以下、sol.Al:0.01〜0.10%を含有し、さらにTiNbVZrのうち1種以上を0.01〜0.20%含有する鋼スラブを、25〜85mmに粗圧延し、粗バー圧下率が85%以上、かつ、仕上げ温度が粗バーの先端部から後端部に至るまでAr3〜Ar3+50°Cの範囲となるように圧延し、かつ、仕上圧延最終スタンドでの圧下率が10%以上の時には有効圧下率が30%以上、10%未満の時には35%以上になるように圧下スケジュールを設定し、ランナウトでの冷却を仕上げ圧延終了後1.5秒以内に開始し、仕上げ温度〜750°Cまでの平均冷却速度を20°C/sec以上とし、その後、720°C以下の温度で巻き取り、酸洗、冷間圧延、最終焼鈍、調質圧延を施す。
Claim (excerpt):
重量%にて、C:0.02%以下、Si:0.6%以下、Mn:2.5%以下、P:0.10%以下、S:0.05%以下、O:0.01%以下、sol.Al:0.01〜0.10%以下を含有し、さらにTi、Nb、V、Zrのうち1種または2種以上を0.01〜0.20%含有する鋼からなるスラブを、連続鋳造まま、または冷却後所定温度に加熱した後、粗圧延機によって25mm以上85mm以下に粗圧延し、下記に示す粗バー圧下率が85%以上になるような仕上げ圧延パス・スケジュールにし、かつ、その粗バーを連続熱間仕上げ圧延機によって仕上げ圧延するに際して、仕上げ最終スタンドにおける温度が前記粗バーの先端部から後端部に至るまでAr3〜Ar3+50°Cの範囲となるように圧延し、かつ、前記仕上げ圧延の最終スタンドでの圧下率が10%以上の時には、以下に示す有効圧下率が30%以上、または、前記仕上げ圧延の最終スタンドでの圧下率が10%未満の時には、以下に示す有効圧下率が35%以上になるように圧下スケジュールを設定し、引き続くランナウトでの冷却を仕上げ圧延終了後1.5秒以内に開始し、仕上げ温度〜750°Cまでの平均冷却速度を20°C/sec以上で冷却し、その後、720°C以下の温度で巻き取り、得られた熱延鋼帯に対して酸洗、冷間圧延、最終焼鈍、調質圧延を施すことを特徴とするプレス成形性に優れ、かつ、プレス成形性の変動が少ない、高加工性冷延鋼板の製造方法。ただし、粗バー圧下率={(粗バー厚み-熱延板厚み)/粗バー厚み}×100有効圧下率 =最終スタンドの圧下率+最終1段前スタンドの圧下率+1/3×最終2段手前スタンドの圧下率
IPC (7):
C21D 9/48 ,  B21B 3/00 ,  B22D 11/12 ,  C21D 1/42 ,  C21D 9/00 101 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (7):
C21D 9/48 E ,  B21B 3/00 A ,  B22D 11/12 A ,  C21D 1/42 P ,  C21D 9/00 101 L ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/14
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
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