内燃機関の燃料噴射制御装置

Inventor：
Applicant, Patent owner：
Agent (1)：笹島富二雄
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1995270896
Publication number (International publication number)：1997112323
Application date： Oct. 19, 1995
Publication date： Apr. 28, 1997
Summary：

【要約】【課題】燃料性状や燃料噴射装置の個体間のバラツキや運転者の運転の癖等に起因する噴射時期制御の制御精度の低下を防止すること。【解決手段】運転状態に応じて設定されている目標動的噴射時期 (IT LD)を、実際に検出された噴射遅れ期間ΔTに基づいて、目標静的噴射時期(Tit 0)に変換する (S1〜S3)。この目標静的噴射時期(Tit 0)に、制御応答性を改善するための1次遅れ補償処理(S4)を行うと共に、各種補正(S5)を行ない、最終的な目標静的噴射時期(ITsol) を算出する(S6)。一方、実際の動的噴射時期とΔTから実際の静的噴射時期(ITist) を算出し(S7)、S8で、最終的な目標静的噴射時期(ITsol)が達成できるように、TCV113のデューティ比を設定する。なお、ΔTが検出できないようなときには、マップ検索でTCV113のデューティ比を設定する(S9)。そして、S10では、S8又はS9において設定されたデューティ比をTCV113へ送る。

Claim (excerpt)：

運転状態に基づいて、燃料噴射弁から燃料の噴射を開始させる目標動的噴射時期を設定する目標動的噴射時期設定手段と、燃料噴射弁から実際に燃料噴射が開始される時期に相当する動的噴射時期を検出する動的噴射時期検出手段と、燃料噴射ポンプの燃料の圧縮開始時期或いは燃料の吐出開始時期に相当する静的噴射時期を制御する静的噴射時期制御手段と、実際の静的噴射時期を検出する静的噴射時期検出手段と、前記静的噴射時期検出手段の検出値と、前記動的噴射時期検出手段の検出値と、に基づいて、実際の静的噴射時期から実際の動的噴射時期までの噴射遅れ期間を検出する噴射遅れ期間検出手段と、前記目標動的噴射時期を、前記噴射遅れ期間に基づいて、静的噴射時期に変換した目標値として算出する目標値変換算出手段と、前記動的噴射時期検出手段により検出された動的噴射時期を、前記噴射遅れ期間に基づいて、静的噴射時期に変換した検出値として算出する検出値変換算出手段と、前記目標値変換算出手段により算出された目標値と、前記検出値変換算出手段により算出された検出値と、に基づいて、前記静的噴射時期制御手段を制御する第1燃料噴射時期制御手段と、を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。

IPC (3)：

F02D 41/40 , F02D 1/02 , F02D 45/00 340

FI (3)：

F02D 41/40 D , F02D 1/02 F , F02D 45/00 340 C

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (2)

特開昭61-286541
特開昭59-120735

Cited by examiner (5)

燃料噴射ポンプの噴射時期制御装置
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平4-072792 Applicant：株式会社ゼクセル
特開平4-252857
特開昭61-286541

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