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J-GLOBAL ID:200903065303148795
固体高分子型燃料電池の運転方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
山口 巖
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994245813
Publication number (International publication number):1996111230
Application date: Oct. 12, 1994
Publication date: Apr. 30, 1996
Summary:
【要約】【目的】酸化剤ガス供給路中の酸化剤ガス水蒸気圧分布と、触媒層反応部位飽和蒸気圧分布を、平衡状態にするようなセル面内温度分布を与える燃料電池運転方法を実現して、長期間安定して高い発電性能を得る。【構成】固体高分子型燃料電池では、電解質膜表面での電気化学反応における乾燥および生成水凝縮を防ぐ必要があり、セル面内温度分布を適切に与えることで、湿度管理を行う。電流密度,反応ガス全圧,入口空気露点,空気利用率,生成水排出率等の各運転条件における出力電圧が最大となるセル面内最適温度分布は、セル面内上部温度およびセル面内上下温度差をそれぞれ最適値またはその近傍に制御することにより得る。セル面内温度分布は、冷却媒体の温度および流量を調整することにより制御する。
Claim (excerpt):
燃料ガス及び酸化剤ガスの供給を受けて直流電力を発生するセルが、セパレータを介して複数積層された単電池集積体(スタック)と、該スタック内に、前記セル毎あるいは複数のセル毎に設けられセルで発生した熱を除去する冷却部とを備え、前記セルは、固体高分子膜からなる電解質層と、該電解質層を挟んでそれぞれ配設された燃料電極(アノード)と酸化剤電極(カソード)とを有し、前記冷却部は、冷却媒体を通流させる冷媒流路を有し、前記セル面内は、酸化剤ガス入口側温度(セル面内上部温度)より、酸化剤ガス出口側温度(セル面内下部温度)の方が高く形成されて成る固体高分子型燃料電池の運転方法であって、電流密度,反応ガス全圧,入口空気露点,空気利用率,生成水排出率とから、セル出力電圧が最大となる前記セル面内上部温度の最適値および該セル面内上部温度とセル面内下部温度との差(セル面内上下温度差)の最適値とを求め、前記冷却媒体の温度および流量を調整することにより、前記最適セル面内上部温度の最適値またはその近傍およびセル面内上下温度差の最適値またはその近傍となるように制御することを特徴とする固体高分子型燃料電池の運転方法。
IPC (2):
Patent cited by the Patent:
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