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J-GLOBAL ID:200903065341570883

低温での細胞保存用の溶液におけるアポトーシスレギュレーターの含有

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴江 武彦 (外4名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2000558831
Publication number (International publication number):2002520290
Application date: Jul. 09, 1999
Publication date: Jul. 09, 2002
Summary:
【要約】アポトーシス誘導細胞死を阻害する薬物が添加された低温細胞保存のための細胞非含有溶液組成物は、約0°Cから約10°Cでの細胞の冷蔵保存のために提供される。更に、低温保存のための細胞死インヒビターを添加された凍結温度での細胞貯蔵用溶液が開示される。これらの溶液の使用方法が記載される。
Claim (excerpt):
動物またはヒト臓器、組織または細胞の低温保存のための細胞非含有溶液であって、前記細胞非含有溶液が (a)35から45mMの濃度のカリウムイオン、80から120mMの濃度のナトリウムイオン、2から10mMの濃度のマグネシウムイオンおよび0.01から0.1mMの濃度のカルシウムイオンからなる群より選択された1以上の電解質; (b)循環系からの脱出を制限するのに十分に大きいサイズを有し、且つ血漿圧に等しいコロイド浸透圧を維持するのに効果的であり、且つヒト血清アルブミン、多糖およびコロイド状デンプンからなる群より選択された高分子膨張剤; (c)生理学的および低温の条件下で効果的な生物学的pH緩衝液; (d)栄養学に有効な量の少なくとも1の単糖; (e)非透過性であり、且つヒドロキシラジカルのスカベンジに有効な量のマンニトール; (f)細胞膜に対して非透過性であり、且つ低温暴露の間の細胞腫脹を抑制するのに効果的な非透過性アニオン[前記非透過性イオンは、ラクトビオネート、グルコネート、シトレートおよびグリセロホスフェートからなる群より選択された少なくとも1である]; (g)ATPの再生に効果的な基質[前記基質は、アデノシン、フルクトース、リボースおよびアデニンからなる群より選択された少なくとも1である]ならびに (h)アポトーシスで誘導される細胞死を調節する少なくとも1の薬剤;を含有する細胞非含有溶液。
F-Term (10):
4H011BB18 ,  4H011BC06 ,  4H011BC08 ,  4H011BC17 ,  4H011BC19 ,  4H011BC23 ,  4H011CA01 ,  4H011CB05 ,  4H011CD06 ,  4H011DH10
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1) Cited by examiner (1)

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