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J-GLOBAL ID:200903066146613370

構造部材の非破壊診断方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中島 淳 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996101492
Publication number (International publication number):1997288070
Application date: Apr. 23, 1996
Publication date: Nov. 04, 1997
Summary:
【要約】【課題】 構造部材の内部の破壊状況を正確に診断する。【解決手段】 予めRC杭26に平行2伝送線路24をその一端が外部に出る状態で埋設しておき、診断時に入射波としての電磁波を平行2伝送線路24に入射する。次に、入射波と反射波の波形から各々を分離して時間差を検出する。また、観測点において入射波と反射波の電圧値を時間領域で測定し、各々をフーリエ変換する。そして、入射波と反射波の時間差とRC杭を伝搬する電磁波の位相速度とから観測点から破壊点の位置までのケーブル長を演算する。入射波と反射波のフーリエ変換及びケーブル長に基づいて破壊点の物質の複素誘電率の誘電スペクトルを演算し、この誘電スペクトルと既知の物質の複素誘電率の誘電スペクトルとの比較に基づいて破壊点の物質の破壊状況を診断する。
Claim (excerpt):
構造部材の破壊状況を非破壊状態で診断するための構造部材の非破壊診断方法であって、前記構造部材に電磁波の伝送が可能な伝送路を該伝送路の一端が外部に出るように予め埋設し、前記伝送路の一端に入射波としての電磁波を入射し、前記伝送路の一端の観測点において、前記入射波と、前記入射波が前記構造部材の破壊点で反射された反射波と、を時間領域及び周波数領域で測定し、時間領域で測定された前記入射波の波形と前記反射波の波形とに基づいて前記入射波と前記反射波との時間差を検出し、検出された前記時間差と、前記観測点から破壊点までを伝搬する電磁波の位相速度と、に基づいて前記観測点から前記破壊点までの伝送路の長さを演算し、周波数領域で測定された入射波と反射波、及び観測点から破壊点までの前記伝送路の長さに基づいて前記破壊点の物質の複素誘電率の誘電スペクトルを演算し、演算された前記複素誘電率の誘電スペクトルと、既知の物質の複素誘電率の誘電スペクトルとの比較に基づいて、破壊点の物質の破壊状況を診断することを特徴とする構造部材の非破壊診断方法。
FI (2):
G01N 22/02 A ,  G01N 22/02 C
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (5)
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