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J-GLOBAL ID:200903067141697229

樹脂廃材の再生方法及び装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大川 宏
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993272662
Publication number (International publication number):1995124945
Application date: Oct. 29, 1993
Publication date: May. 16, 1995
Summary:
【要約】【目的】シリンダ1における樹脂材料と加水分解剤との接触効率を向上させ、熱硬化性樹脂の加水分解による低分子量化を効果的に行い、再生処理時間の短縮化、再生樹脂組成物の高品位化に貢献できる樹脂廃材の再生方法及び装置を提供すること。【構成】熱硬化性樹脂系塗膜と熱可塑性樹脂を主要成分とする樹脂廃材をシリンダ1の通路1aに供給し、溶融しつつ送給手段により上流側から下流側に送給すると共に、シリンダ1の加水分解領域5において樹脂材料と水や水蒸気とを接触させて樹脂材料を加水分解する。抵抗体として機能するシールリング10、11、13を通路1aに配置し、加水分解領域5における樹脂材料の下流側への送給を抑制して高充填領域を形成し、水や水蒸気の早期抜けを防止すると共に、圧力10〜100kgf/cm2 、樹脂温度180〜280°Cの高温とする。
Claim (excerpt):
熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂とを主要成分とする廃材からなる樹脂材料と、少なくとも一部が加水分解領域となる通路を有するシリンダと該シリンダの通路に配置され該樹脂材料を上流側から下流側へ送給する送給手段とを有する装置とを用い、該シリンダの通路に供給された該樹脂材料を上流側から下流側に送給する間に、該熱可塑性樹脂を溶融する溶融工程と、該溶融工程を経た該樹脂材料と加水分解剤とを接触させて該熱硬化性樹脂を加水分解する加水分解工程と、該加水分解工程を経た該熱硬化性樹脂から水分を気化して脱気する脱気工程とを順に実施する方法であって、該送給手段に抵抗体を配置し、該加水分解領域における該樹脂材料の下流側への送給を該抵抗体により抑制して樹脂充填率を高めた高充填領域を該抵抗体の上流側に形成することにより、該加水分解工程における該樹脂材料と該加水分解剤との接触性を向上させることを特徴とする樹脂廃材の再生方法。
IPC (2):
B29B 17/00 ,  B29K105:26
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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