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J-GLOBAL ID:200903070116081834

酸化酵素及びそれを含有する酸化試薬

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2005224132
Publication number (International publication number):2006068003
Application date: Aug. 02, 2005
Publication date: Mar. 16, 2006
Summary:
【課題】 現在知られているビリルビン及び/又はアスコルビン酸酸化試薬よりも、さらに有用なビリルビン及び/又はアスコルビン酸酸化試薬の提供。【解決手段】 80°C30分加熱処理した後の残存酵素活性を測定する熱安定性に優れたビリルビンオキシダーゼ活性及び/又はアスコルビン酸オキシダーゼ活性を示すバチラス・サチルスの内胞子皮構成成分タンパク質含有組成物、及び該組成物を用いたビリルビン及び/又はアスコルビン酸の酸化試薬、酸化方法。【選択図】なし
Claim (excerpt):
20mMリン酸カリウム緩衝液(pH6.5(25°C))中0.1mg/mlの酵素濃度で80°C30分間加熱処理した後の残存酵素活性を以下の酵素活性測定法に従って測定するビリルビンオキシダーゼ活性及び/又はアスコルビン酸オキシダーゼ活性が、加熱処理前に比べて80%以上残存することを特徴とするバチラス・サチルス(Bacillus subtilis、ATCC 23857)由来の内胞子皮構成成分(Endospore coatcomponent)タンパク質含有組成物。 (1)ビリルビンオキシダーゼ活性測定法 1Mのリン酸カリウム緩衝液(pH6.0(25°C))0.1ml、0.1Mのリン酸カリウム緩衝液(pH6.0(25°C))で希釈した酵素液0.02ml、および蒸留水0.88mlからなる酵素活性測定溶液1mlを層長1cmの石英セル中で37°C1.5分間予備加温した後、基質として干渉チェックAビリルビンF(成分はビリルビン)を0.9%NaClで20mg/dlに調製したものを20μl添加して酵素反応を開始し、反応開始後1分後から2分後までの450nmにおける基質の吸光度差を測定する(As)。盲検として100°Cで90分間熱処理した同じ濃度の酵素液を用いて同一の操作を行って吸光度差を測定する(Ab)。酵素活性1単位(1ユニット)は37°Cで1分間に1マイクロモルのビリルビンを変化する酵素量、上記反応液中でのビリルビンFのミリモル吸光係数は36として、As-Abより酵素活性を求める。 (2)アスコルビン酸オキシダーゼ活性測定法 アスコルビン酸オキシダーゼ活性測定溶液(0.5mMのL-アスコルビン酸、0.45mMのエチレンジアミン四酢酸を含む90mMのリン酸ナトリウム緩衝液(pH5.5(25°C)))1mlを層長1cmの石英セル中で30°C5分間予備加温した後、0.05%BSAを含む10mMのリン酸ナトリウム緩衝液(pH5.5(25°C))で酵素液0.1mlを混和して酵素反応を開始し、反応開始後1分後から5分後までの245nmにおけるL-アスコルビン酸の吸光度差を測定する(As)。盲検として100°Cで90分間熱処理した同じ濃度の酵素液を用いて同一の操作を行って吸光度差を測定する(Ab)。この酵素液使用の吸光度(As)と盲検の吸光度(Ab)の吸光度差(As-Ab)より酵素活性を求める。酵素活性1単位(1ユニット)は30°Cで1分間に1マイクロモルのL-アスコルビン酸を変化する酵素量、上記反応液中でのL-アスコルビン酸のミリモル吸光係数は10として、As-Abより酵素活性を求める。
IPC (1):
C12Q 1/26
FI (1):
C12Q1/26
F-Term (11):
4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ61 ,  4B063QQ86 ,  4B063QR03 ,  4B063QR50 ,  4B063QS28 ,  4B063QS36 ,  4B063QS39 ,  4B063QX01
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (13)
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