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J-GLOBAL ID:200903071777448196

虚血性障害を受けた組織を蘇生し、補償するための溶液及び方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴江 武彦 (外4名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997542527
Publication number (International publication number):2000511531
Application date: May. 16, 1997
Publication date: Sep. 05, 2000
Summary:
【要約】本発明は、虚血により損傷を受けた器官の修復を、該器官の機能障害が反転し得る程度にまで誘導し、処理された器官または組織の循環系が回復する間の組織の更なる損傷を防止するするための方法を開示する。この方法は、本発明による蘇生溶液を用いて、約28°C〜約37°Cの温和な温度で器官をフラッシュすることにより、血流喪失の間に蓄積した血液およびアシドーシス生成物除去することと;フラッシュされた器官または組織を蘇生溶液で潅流することとを具備し、前記溶液は、(i)器官または組織内の血管を拡張するため、(ii)栄養素の供給により器官または組織の機能を再確立するため、(iii)虚血により損傷を受けた器官または組織に細胞の完全性および機能を回復させるための成分、および(iv)前記虚血により損傷を受けた器官または組織(嫌気性呼吸により生存したもの)を、酸素添加された蘇生溶液に再適用することにより、酸化的代謝を再確立するための成分の新規な組み合わせを含有する。
Claim (excerpt):
虚血により損傷を受けた器官の修復を、該器官の機能障害が反転し得る程度にまで誘導するための方法であって: 前記器官を、生理的緩衝溶液を用いて約28°C〜約37°Cの温度でフラッシュすることにより、血液および血流喪失の間に前記器官に蓄積したアシドーシス生成物を除去することと; 前記器官を、該器官内の血管を拡張するための手段、細胞の完全性および細胞機能を再確立することにより器官の機能を修復するための手段、および前記器官を酸素添加された環境に再適用する際に該器官内の酸化的代謝を再確立するための手段を更に含む生理的緩衝溶液を用いて、約28°C〜約37°Cの温度で潅流することとを具備した方法。
IPC (3):
A01N 1/02 ,  A61M 1/02 ,  A61M 31/00
FI (3):
A01N 1/02 ,  A61M 1/02 ,  A61M 31/00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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