Pat
J-GLOBAL ID:200903072043397601

ステアリングコラムの支持装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小山 武男 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997006344
Publication number (International publication number):1998203380
Application date: Jan. 17, 1997
Publication date: Aug. 04, 1998
Summary:
【要約】【課題】 衝突時にステアリングホイールを、位置調節可能な範囲の前側限度を超えて、衝撃エネルギを吸収しつつ変位可能にする。【解決手段】 車体に固定の支持ブラケット4aは、1対の支持板部5を有する。これら両支持板部5は、前後方向に亙る長孔22aを有する。ステアリングコラムを固定した変位ブラケットを1対の支持板部5の間に、前後方向の位置調節自在に設ける。長孔22aの長さは、変位ブラケットの調節し得る最前位置に対応する長さよりも前側に長い。そして、長孔22aの上記最前位置に対応する位置までを幅広部23aとし、これよりも前側部分を幅狭部24aとする。この幅狭部24aの幅寸法は、通常時に変位ブラケットに加えられる力では広がらない。但し、二次衝突時に加わるより大きな力により広がり、上記支持ブラケット4aと変位ブラケットとを結合する為のボルト11の進入を許容する。
Claim (excerpt):
左右1対の支持板部を有し、車体に固定される支持ブラケットと、上記1対の支持板部の内側面に対向する左右1対の結合板部を有し、ステアリングコラムの中間部外周面に固定されて上記1対の支持板部の間に挟持される変位ブラケットと、上記1対の支持板部と結合板部とのうちの少なくとも一方の板部の一部で互いに整合する位置に形成された、前後方向に長い長孔と、上記変位ブラケットを左右方向に貫通する状態で設けられ、その両端部を上記長孔の内側に挿通した杆状部材と、この杆状部材の端部に設けられて上記支持ブラケットに対する上記変位ブラケットの固定及び固定解除を行なわせる係脱手段とを備えたステアリングコラムの支持装置に於いて、上記各長孔の一端部には、それぞれ上記変位ブラケットの調節し得る最前位置に対応する位置よりもこの変位ブラケットを更に前方に変位させ得る方向に延長した延長部を設けており、この延長部の幅寸法を上記杆状部材の外径寸法よりも小さくする事により、通常時に上記変位ブラケットに加えられる力によっては上記杆状部材が上記延長部に入り込むのを阻止し、より大きい力が加わる事によって上記長孔を形成した板部の一部を塑性変形させる事により上記延長部の幅寸法を広げつつ、上記杆状部材が上記最前位置を越えて上記延長部に入り込む事を許容するものである事を特徴とするステアリングコラムの支持装置。
IPC (2):
B62D 1/19 ,  B62D 1/18
FI (2):
B62D 1/19 ,  B62D 1/18
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3) Cited by examiner (4)
Show all

Return to Previous Page