Pat
J-GLOBAL ID:200903072271622119

周波数特性を考慮した反射音除去方法、および、その装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 久留 徹
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2006199421
Publication number (International publication number):2008026626
Application date: Jul. 21, 2006
Publication date: Feb. 07, 2008
Summary:
【課題】音源から受音装置までの環境が変わった場合であっても、伝達特性の測定や逆フィルタの学習を必要としない反射音除去方法を提供する。【解決手段】受音装置11で受音した信号をフレームシフトさせながらフーリエ変換し、時間周波数領域で時間軸上に並べられたスペクトル成分を周波数軸上のスペクトル成分として読み取る。そして、各周波数ビン毎に、当該周波数ビンの周波数成分の自己相関関数に基づいて減衰率を算出するとともに、全分析フレームの各スペクトル成分の自己相関関数から当該周波数に関する残響時間を決定し、各フレームのスペクトル成分について、当該フレーム以降、前記残響時間までのフレームの各スペクトル成分に減衰率を掛けた値を減算していく。【選択図】図6
Claim (excerpt):
受音装置で受音した信号から、反射音を除去するための反射音除去方法において、 受音装置によって受音した信号をフレームシフトさせながらフーリエ変換し、時間周波数領域の信号を得るステップと、 全分析フレームの周波数スペクトルから、各周波数ビン毎のスペクトル成分の時間変化を読み取るステップと、 各周波数ビン毎に、周波数成分の時間波形の自己相関関数に基づいて減衰率を周波数ビン毎の時間の関数として算出するステップと、 各分析フレームのスペクトル成分について、当該分析フレーム以降の分析フレームの各スペクトル成分から当該分析フレームのスペクトル成分に減衰率の時間関数を掛けた値を減算していくステップとを備えたことを特徴とする反射音除去方法。
IPC (1):
G10L 21/02
FI (2):
G10L21/02 101B ,  G10L21/02 103A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭63-004795
Article cited by the Patent:
Return to Previous Page