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J-GLOBAL ID：200903073408994635

鉄道用集電装置

Inventor： 石津 一正 ,  伊藤 順一 ,  岡田 喜代志 ,  伊藤 龍弘 ,  北山 茂
Applicant, Patent owner： 東海旅客鉄道株式会社
Agent (1)： 足立 勉
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1994220410
Publication number (International publication number)：1996088903
Application date： Sep. 14, 1994
Publication date： Apr. 02, 1996
Summary：

【要約】【目的】 列車の重量の増大を抑制しつつ走行中の空力音の発生を防止できる集電装置を提供することを目的とする。【構成】 パンタグラフ2には二台の集電舟昇降機構が設置され、集電舟昇降機構と集電舟とは列車の左右方向に偏心して配設されている。このため、二台の集電舟昇降機構を列車の前後方向に対向させると、図1に示すような位置まで両者を接近可能となり、パンタグラフ2を包囲するパンタグラフカバー11の小型化・軽量化ができる。列車を矢印Aの方向に進行させるときには、二台の集電舟昇降機構を夫々稼働させ、進行方向に対して後方の集電舟のみを架線に当接させ他方の集電舟は折りたたまれた状態にしておく。このようにすれば、列車の走行により発生した空気流はパンタグラフカバー11の斜面11aに跳ね上げられ、集電舟や集電舟昇降機構に当たる流速を抑制できる。

Claim (excerpt)：

架線に当接する一対の長尺部材である集電舟と、該集電舟を支持する集電舟支えと、該集電舟支えを支持すると共に必要に応じ該集電舟支えを上下移動させることにより上記集電舟の架線への当接・離反を行なう集電舟昇降機構と、上記集電舟昇降機構と列車とを電気的に絶縁し列車の屋根に固定される支持台とを備えるパンタグラフと、該パンタグラフに向けて所定の仰角の斜面をなす板状部材を備え、該板状部材にて列車の走行による進行方向からの空気流を該パンタグラフの上方へ誘導するパンタグラフカバーと、を備える鉄道用集電装置において、上記集電舟昇降機構が、上記集電舟支えを、その中心から上記集電舟の長手方向に所定距離偏心した位置にて上下移動可能に支持する枠体と、該枠体を駆動することにより、上記集電舟を、架線に当接する位置と、上記空気流に当たらない位置との間を、上下移動させる駆動装置とからなり、上記支持台が、上記集電舟及び上記集電舟支えを備えた上記集電舟昇降機構を二台、列車の前後方向に対向させ、各上記集電舟昇降機構を夫々稼働可能に支持することを特徴とする鉄道用集電装置。

IPC (2)：

B60L 5/26 ,  B61D 49/00 ZAB

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (2)

• 車両用集電装置
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平5-026498   Applicant：株式会社日立製作所
• 遮音装置
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平4-298412   Applicant：株式会社日立製作所, 東海旅客鉄道株式会社

Cited by examiner (2)

• 車両用集電装置
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平5-026498   Applicant：株式会社日立製作所
• 遮音装置
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平4-298412   Applicant：株式会社日立製作所, 東海旅客鉄道株式会社