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J-GLOBAL ID:200903074229118640

焼結含油軸受装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 後藤 隆英
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000310609
Publication number (International publication number):2002122141
Application date: Oct. 11, 2000
Publication date: Apr. 26, 2002
Summary:
【要約】【課題】 簡易かつ小型の構成で、潤滑油を十分に蓄えるとともに、その蓄えられた潤滑油を軸受部側に良好に供給することを可能とする。【解決手段】 周長が大きい軸受部材13の外周側を利用して固定部13aを挟んだ両側に油溜部13d,13eを画成して、十分な量の潤滑油を貯留させるとともに、その軸受部材13の外周側の油溜部13d,13e内に蓄えられた潤滑油を、当該油溜部13d,13eよりも大きな毛細管力を有する軸受部材13の内部側に吸収させて軸受部側に供給させる構成としたもの。
Claim (excerpt):
軸部材の外周面側の軸受面に対して、中空円筒状の軸受部材の内周面側の軸受面が軸受隙間を介して対向配置されていることにより、これら軸部材と軸受部材とを相対回転可能に支承する軸受部が構成されたものであって、上記軸受部材は、多数の空孔を有する多孔質焼結体の内部に潤滑油が含浸された含油軸受からなるとともに、その軸受部材の外周面側に、軸受ホルダの内周面側に圧入されて当該軸受部の全体を保持する固定部が設けられた焼結含油軸受装置において、上記軸受部材の固定部を軸方向に挟んだ両側部分には、該軸受部材の外周面と前記軸受ホルダの内周面との間に形成された隙間によって2つの油溜部が画成されているとともに、これら2つの油溜部における径方向の隙間寸法が、上記軸受部材を構成している多孔質焼結体の空孔の直径よりも大きく形成されていることにより、上記各油溜部内に貯留されている潤滑油が、上記軸受部材の内部側に向かって供給されるように構成されていることを特徴とする焼結含油軸受装置。
IPC (3):
F16C 33/10 ,  F16C 17/02 ,  H02K 5/167
FI (4):
F16C 33/10 A ,  F16C 33/10 Z ,  F16C 17/02 Z ,  H02K 5/167 A
F-Term (22):
3J011AA07 ,  3J011BA02 ,  3J011CA01 ,  3J011DA01 ,  3J011JA02 ,  3J011KA02 ,  3J011LA01 ,  3J011MA12 ,  3J011MA24 ,  3J011PA03 ,  3J011RA03 ,  3J011SB19 ,  5H605BB05 ,  5H605BB10 ,  5H605BB14 ,  5H605CC04 ,  5H605EB03 ,  5H605EB06 ,  5H605EB13 ,  5H605EB17 ,  5H605EB21 ,  5H605GG04
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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