Pat
J-GLOBAL ID:200903075925921551

ミクロンサイズのニッケル金属粉末およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 田渕 経雄
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996515608
Publication number (International publication number):1998509213
Application date: Nov. 14, 1995
Publication date: Sep. 08, 1998
Summary:
【要約】本質的に金属ニッケルを含まないアンモニア性炭酸ニッケル(II)溶液の還元によるニッケル金属粉末の製造方法を提供する。可溶性銀塩を添加して、ニッケル1kg当たり銀1.0から10.0グラムの可溶性銀対ニッケル重量比とし、ゼラチンのような、有機分散剤をニッケル(II)1kg当たり5.0から20.0グラムの量添加するとともに、アントラキノンのような球状化促進剤をニッケル1kg当たり1.0から5.0グラムの量添加する。溶液を、攪拌しつつ、3.5MPaの水素圧を十分な時間かけつつ、150から180°Cの範囲の温度に加熱し、アンモニア性炭酸ニッケル(II)アンモニウム溶液を還元してミクロンサイズのニッケル金属粉末にする。高純度の、ほぼ球状の粒子外形をもつ、ミクロンサイズのニッケル金属粉末が製造される。このニッケル金属粉末は約0.5ミクロンの平均粒子サイズを有する。このニッケル金属粉末は鉄不純物が100ppmより小という特徴を有する。
Claim (excerpt):
ニッケルが約99.0〜99.5重量%、不純物が約0.001〜0.01重量%の鉄、約0.0001〜0.005重量%のアルミニウム、0.001〜0.01重量%の硫黄、約0.3〜0.8重量%の酸素、約0.1〜0.4重量%の炭素、および約0.01〜0.2重量%の銀、の化学組成を有し、約0.5〜3.0m2/gの表面積、約1.0〜2.0g/ccの見かけ密度、約2.0〜4.0g/ccのタップ密度、の物理的特性を有し、約0.3〜1.5μmで変化するミクロンサイズの粒子サイズとほぼ球状の粒子外形をもつ、ミクロンサイズのニッケル金属粉末。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

Return to Previous Page