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J-GLOBAL ID:200903077803749122

超電導マグネット

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 宮田 金雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999176271
Publication number (International publication number):2001006919
Application date: Jun. 23, 1999
Publication date: Jan. 12, 2001
Summary:
【要約】【課題】 多層巻の超電導コイルを用いた超電導マグネットにおいて、電磁力による超電導線の微少な移動を抑制し、またクエンチによる層間電圧で絶縁破壊の生じないようにする。【解決手段】 下部絶縁層の外周に沿って短冊状に成形した絶縁板を積み重ねた端部絶縁層と、この端部絶縁層の間に巻回した超電導コイル層とを一体的に被う層間絶縁層を設け、超電導コイルの端部絶縁層と接する部分において互いに隣接する2つの超電導コイル層の超電導素線が互いに連結している層移行部において、超電導コイル端面と下層側の超電導コイル層との間の楔状領域を厚さが超電導素線の大きさと等しい絶縁板で占有させた。
Claim (excerpt):
胴部両端にフランジ部を備えた巻枠と、該巻枠に超電導素線を複数層巻回し該超電導素線の相互間に充填し互いを結合する充填材によって一体化した超電導コイルとを備える超電導マグネットにおいて、前記充填材が透過しない絶縁シートを前記巻枠胴部外周および前記フランジの対向面に敷き詰め、該絶縁シート上の前記巻枠胴部外周全域に下部絶縁層を、前記巻枠胴部両端に短冊状に成形した絶縁板を前記絶縁シートを前記フランジとともに挟み込むように前記下部絶縁層外周に沿って積み重ねた端部絶縁層、前記超電導素線を前記端部絶縁層間の前記下部絶縁層上に前記巻枠の軸方向に沿いかつ折り返し複数の超電導コイル層として巻回した超電導コイル、前記超電導コイル層の各層間から前記端部絶縁層を構成する前記絶縁板の層間に一体的に挿入した層間絶縁層、前記下部絶縁層、前記端部絶縁層、前記超電導コイルの前記超電導素線および前記層間絶縁層の間に充填しかつ互いを結合する前記充填材を備えるとともに、前記超電導コイルの前記端部絶縁層と接する部分において互いに隣接する2つの前記超電導コイル層の前記超電導素線が互いに連結している層移行部において、前記超電導コイル端面と下層側の前記超電導コイル層との間の楔状領域を厚さが前記超電導素線の大きさと等しい絶縁板で占有させたことを特徴とする超電導マグネット。
IPC (2):
H01F 6/00 ZAA ,  H01F 6/06 ZAA
FI (2):
H01F 7/22 ZAA D ,  H01F 5/08 ZAA D
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 酸化物系超電導体コイルの製造方法
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平3-241477   Applicant:古河電気工業株式会社
  • 超電導マグネット
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平4-153792   Applicant:三菱電機株式会社
  • 特開平4-106906
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